新しい麻酔薬であるレミマゾラムが血行動態に与える影響
目的
レミマゾラムによる全身麻酔導入中に,ProAQT™️を用いて心収縮力の指標であるdPmx,血圧,心拍数,心拍出量,前負荷,血管抵抗などを連続的にモニタリングし,本薬剤による全身麻酔導入時における循環動態への影響を,心筋への直接的な変力作用を含めて包括的に解析し,現在最も一般的な静脈麻酔薬であるプロポフォールと比較する.
お問い合わせ情報
組織
札幌医科大学
メールアドレス
edanaka@sapmed.ac.jp
電話番号
011-611-2111
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治験内容の理解には医学的な知識が必要です。
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参加条件
性別
男性・女性
年齢
20歳 以上上限なし
選択基準
全身麻酔下での非心臓手術が予定されている成人患者のうち,術式のリスクなどから観血的動脈圧ラインの留置が予定されているアメリカ麻酔学会フィジカルステータス分類IあるいはIIの患者
除外基準
重症弁膜症,虚血性心疾患,不整脈などの心疾患を合併する患者,気道確保困難が予想される患者,プロポフォールあるいはレミマゾラムにアレルギー反応を示した既往のある患者,本薬剤における症例とされる急性閉塞隅角緑内障を合併する患者,重症筋無力症を合併する患者
治験内容
介入研究
主要結果評価方法
動脈圧圧力上昇速度(dPmx)
第二結果評価方法
心拍数(HR),平均動脈圧(MAP),1回拍出量(SV),心拍出量・心係数(CO・CI),拍出効率・拍出効率係数(CPO・CPI),体血管抵抗・体血管抵抗係数(SVR・SVRI),1回拍出量変動率(SVV),脈圧変動率(PPV), BIS
利用する医薬品等
一般名称
販売名
レミマゾラム
販売名
アネレム静注用
組織情報
実施責任組織
札幌医科大学
住所
北海道札幌市中央区南1条西17丁目