子宮内胎児死亡および中期人工妊娠中絶の分娩に用いる鎮静薬は患者の抑うつ状態を改善するか?
臨床研究
目的
近年、産後うつが世界的に大きな問題として取り上げられているが、女性の社会進出に伴う晩婚化や出生前診断の技術の向上に伴い増加している子宮内胎児死亡や人工妊娠中絶に伴う精神的苦痛についても注目が集まっている。プロポフォールとデクスメデトミジンは共に集中治療領域で広く使用されており、それぞれNMDA受容体、α2受容体に作用し抗不安作用をもつ鎮静薬である。この2剤が患者にもたらす抑鬱状態への影響や、分娩時の麻薬の使用量、疼痛・鎮静スコアリング、分娩時間、呼吸循環動態、合併症出現の有無について前方視的に検討する。
基本情報
参加条件
性別
年齢
子宮内胎児死亡および中期人工妊娠中絶
選択基準
除外基準
患者が中止を希望した場合、もしくは有害事象が生じた場合
治験内容
利用する医薬品等
一般名称
デクスメデトミジン
販売名
プレセデックス