非特定臨床研究
全身麻酔下での亜酸化窒素吸入が血流に与える影響を調べる試験：単一群介入試験
目的
この治験の目的は、ロボット手術や内視鏡手術を受ける患者において、亜酸化窒素の影響を調べることで、術中の末梢循環不全への対処法を見つけ、術後の合併症リスクを低減し安全性を向上させることです。
対象疾患
参加条件
男性・女性
20歳以上
上限なし
選択基準
除外基準
治験内容
この治験は、末梢低灌流状態という病気に対して、亜酸化窒素という薬を使って治療効果を調べる研究です。治験のタイプは介入研究で、主要な評価方法は、亜酸化窒素を投与する前、投与30分後、投与終了30分後のPI値を測定します。また、亜酸化窒素投与前後の患者の体温、血圧、脈拍、心拍出量、酸素飽和度、局所組織酸素飽和度なども測定します。さらに、覚醒直後のシバリングの有無や、術後24時間の有害事象発生率も調べます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
・亜酸化窒素投与前、投与30分後、投与終了30分後のPI値
第二結果評価方法
・亜酸化窒素投与前、投与後30分後、投与終了30分後の時点における中枢温（食道温）、末梢温（手掌温）、血圧、脈拍、前後心負荷、心拍出量、酸素飽和度、局所組織酸素飽和度
・亜酸化窒素投与前から亜酸化窒素投与終了30分後までの中枢温、末梢温度、血圧、脈拍、前後心負荷、心拍出量、酸素飽和度、局所組織酸素飽和度の5分ごとの経過
・覚醒直後のシバリングの有無
・術後24時間の有害事象発生率（低酸素イベント(SpO2<92%)、虚血性心疾患、脳卒中、嘔気嘔吐、制吐剤使用回数）
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
一般名称
亜酸化窒素
販売名
亜酸化窒素笑気
実施組織
札幌医科大学
北海道札幌市中央区南1条西16丁目
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