観察研究
口腔がんの進行・広がり・再発の仕組みを解明する治験
目的
口腔扁平上皮癌の頸部リンパ節転移がある患者とない患者の遺伝子を比較し、がん細胞とがん間質細胞の両方が存在するがん微小環境において、口腔扁平上皮癌の頸部リンパ節転移群のみに生じる癌関連線維芽細胞において高発現する遺伝子を同定することを目的とした治験です。
対象疾患
参加条件
この治験に参加できる人は、20歳以上で男性でも女性でも構いません。ただし、口腔扁平上皮癌と診断され、手術を受ける予定の患者で、治験に参加することに同意している人に限られます。また、未成年者や遠隔再発癌患者、他の臓器でがんが見つかっている人は参加できません。
治験内容
この治験は、口腔扁平上皮癌という病気について調べるものです。研究のタイプは観察研究で、患者の線維芽細胞の遺伝子発現量を比較して、がん細胞とがん間質細胞の両者が存在するがん微小環境において、口腔扁平上皮癌の頸部リンパ節転移群のみに生じる癌関連線維芽細胞において高発現する遺伝子を同定します。また、口腔扁平上皮癌頸部リンパ節転移群において、癌関連線維芽細胞のマーカー遺伝子を高発現する癌関連線維芽細胞を同定することも目的としています。
AI 要約前の参加条件
観察研究
主要結果評価方法
口腔扁平上皮癌の頸部リンパ節転移をみとめていた患者群と転移のない患者群の線維芽細胞の遺伝子発現量を比較し、口腔扁平上皮癌のがん細胞とがん間質細胞の両者が存在するがん微小環境において、シングルセル解析を実施し、口腔扁平上皮癌の頸部リンパ節転移群のみに生じる癌関連線維芽細胞において高発現する遺伝子を同定する。
第二結果評価方法
口腔扁平上皮癌の頸部リンパ節転移をみとめていた患者群と転移のない患者群の線維芽細胞の遺伝子発現量を比較し、口腔扁平上皮癌頸部リンパ節転移群において、癌関連線維芽細胞のマーカー遺伝子を高発現する癌関連線維芽細胞を同定する。
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
弘前大学医学部附属病院
青森県弘前市本町53
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