この治験の目的は、Kienböck病の一種であるLichtman分類Ⅲa・Ⅲb期に対する手術の成績と、患者の年齢との関係を調べることです。
男性・女性
下限なし
上限なし
この治験は、手首の病気であるKienboeck病に対する治療法を研究するものです。観察研究というタイプで、手術後の成績を評価するために、臨床成績と放射線学的成績における術後成績の年齢カットオフ値を算出します。これにより、治療の効果を改善するための最適な年齢を探索することが目的です。また、低年齢群と高年齢群で成績を比較し、握力や疼痛、関節可動域などの臨床成績や、月状骨癒合の有無やLichtman分類などの放射線学的成績を評価します。
観察研究
臨床成績と放射線学的成績における術後成績の年齢カットオフ値
・臨床成績:Cooney‘s scoreに基づいて、excellent/goodである群とfair/poorで
ある群に二値化してROC曲線を用いて年齢カットオフ値を算出する。
・放射線学的成績:単純X線における月状骨癒合の有無についてROC曲線を用
いて年齢カットオフ値を算出する。
【設定根拠】
本試験の主目的は、Kienböck病Lichtman分類Ⅲa~Ⅲb期に対してRWOを実施した患者における、術後最終の治療効果の改善を見込める年齢カットオフ値(臨床成績と放射線学的成績)を探索することである。
臨床成績における年齢カットオフ値と放射線学的成績における年齢カットオフ値を用いてそれぞれの成績において低年齢群と高年齢群とを分けて成績を群間比較する。
① 臨床成績
握力、疼痛、関節可動域
DASHスコア
Cooney’s score
② 放射線学的成績
月状骨癒合の有無
Lichtman分類
Carpal height ratio、Stähl index
情報なし:
利用する薬品情報はありません
福島県立医科大学
福島県福島市光が丘1番地
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。