本治験の目的は、クッシング症候群と偽性クッシング症候群を鑑別するための検査方法の確立と、その有効性を証明することで、将来的にガイドラインの作成に貢献することを目指している。具体的には、デキサメサゾン/CRH法とアルプラゾラム試験の有効性を検証することが目的である。
この治験に参加できる人は、年齢や性別に制限はありません。ただし、ACTHやコルチゾールという物質の値が高い患者の中で、特定の試験でコルチゾールの値が一定以上になる人、または深夜のコルチゾールの値が一定以上の人が対象です。ただし、長期間ステロイドを服用している人や血糖値が常に高い人は除外されます。
この治験は、偽性クッシング症候群という病気に対する治療法を研究するものです。治験のタイプは介入研究で、フェーズ2という段階にあります。治験の主な目的は、アルプラゾラムという薬を内服した後の血液や唾液、そしてデキサメサゾンという薬を内服した後にCRHを負荷した際の血液中のACTHやコルチゾールの値を調べることです。また、治験の第二の目的は、アルプラゾラムを内服した翌朝の尿中の遊離コルチゾールの値を調べることです。治験の結果は、偽性クッシング症候群の治療法の開発に役立つことが期待されています。
介入研究
アルプラゾラム内服後の深夜ACTH, cortisol, salivary cortisol
アルプラゾラム内服後にデキサメサゾン0.5mgを内服した翌日の早朝ACTH、コルチゾール
デキサメサゾン0.5mgを6時間おきに計8回内服した後にCRHを負荷、その15分後のACTH、コルチゾール
アルプラゾラム内服翌朝の尿中遊離コルチゾール(スポット尿)
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
alprazolam、コルチコレリン、デキサメサゾン
アルプラゾラム、ヒトCRH静注用、デカドロン
弘前大学医学部附属病院
青森県弘前市大字在府町5
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