この治験は、特発性正常圧水頭症患者において、標準的な脳のテンプレートを作成し、アルツハイマー病との併存を診断することを目的としています。
男性・女性
60歳以上
85歳以下
今回の治験は、正常圧水頭症という病気について研究するものです。この病気は、脳の中にある水がたまってしまい、脳が圧迫されることで起こります。この治験では、この病気に併発する可能性のあるアルツハイマー病についても調べます。 具体的には、まずiNPH患者用の標準脳テンプレートと脳マップを作成します。そして、アミロイドイメージングを使って、iNPH患者毎にアルツハイマー病の併存の有無を確認します。その後、アルツハイマー病の併存がある場合とない場合で、脳血流の低下や脳の萎縮がどのように異なるのかを調べます。 また、歩行障害や認知機能障害、排尿障害の重症度についても評価します。そして、アルツハイマー病の併存がある場合とない場合で、これらの障害と関連する脳の部位がどのように異なるのかを調べます。
介入研究
(1) iNPH患者用の標準脳テンプレートと脳マップを作成する。
(2) アミロイドイメージングにより、iNPH患者毎にADの併存の有無を確認する。
(3) ADの併存がないiNPH患者群と比較し、ADの併存があるiNPH患者群において脳血流の低下、灰白質や白質の萎縮が有意である脳部位を検出する。
(1) AD併存の有無により、iNPH患者の歩行障害、認知機能障害、排尿障害の重症度がどのように異なるのかを評価する。
(2) AD併存がある場合とない場合では、iNPHの歩行障害、認知機能障害、排尿障害と関連する脳血流低下部位、脳萎縮部位がどのように異なるのかを評価する。
情報なし:
18F-Flutemetamol、123I-iodoamphetamine
ビザミル注、パーフューザミン注
東北大学(東北大学病院)
宮城県仙台市青葉区星陵町2-1
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。