手術・手技
胸腔鏡下での肺嚢胞切除手術における胸腔ドレーンの留置なしでの安全性と有用性に関する臨床研究:原発性自然気胸の場合
目的
この治験は、胸腔鏡下肺嚢胞切除術を受けた患者に対して、術後の胸腔ドレーンを留置しない方法が安全かどうかを調べるものです。具体的には、原発性自然気胸の治療において、胸腔ドレーンを留置しない方法が有効かどうかを検証します。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、50歳未満で男性または女性であることです。また、原発性自然気胸に対して胸腔鏡下肺嚢胞切除術を予定していることが必要で、同意書に署名することも必要です。ただし、50歳以上、肺に基礎疾患を有する続発性気胸、両側同時手術症例、広範囲の胸膜癒着がある症例、術中のシーリングテストでリークがあった症例、50ml以上の出血があった症例、手術終了後から麻酔覚醒までの間にリークがあった症例は参加できません。
治験内容
この治験は、新しい治療法を試すための研究です。フェーズ2という段階で、治療の安全性と効果を調べるために、患者さんに新しい薬を投与します。この治験では、原発性自然気胸という病気を持つ患者さんを対象にしています。治療の効果を評価するために、胸腔ドレーン再挿入を必要とする術後肺瘻の発生率を主要な評価方法としています。また、術後在院日数や疼痛スコアも評価します。治験に参加することで、新しい治療法の開発に貢献することができます。
治験フェーズ
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
前橋赤十字病院
群馬県前橋市朝倉町389-1
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