肺区域切除術における画像シミュレーションと赤外光胸腔鏡を用いた切除予定領域の同定に関する臨床研究

目的

区域切除術を施行する際に重要なことは、解剖学的に正しい区域間を同定することに加え、腫瘍から十分な距離を確保することである。インドシアニングリーンを用いた赤外光胸腔鏡(IRT-ICG法)は肺切除術においても保険適応となっているが、これに3D-CTによる術前画像シミュレーションを組み合わせることで、より正確な区域切除を行うことができると考えられる。今回の研究では、IRT-ICG法を用いた肺区域切除術を施行する際に、医用ワークステーションZiostation2の肺切除解析で術前に測定した腫瘍からのmarginと実際の病理学的marginとを比較し、術前測定通りのmarginを確保できているかどうかを検討する。また、一般的に非定型区域切除術は切離ラインが多く、ラインも複雑となるため、定型と比較して難易度が高いとされている。今回の研究では定型と非定型区域切除術とで結果に差があるかどうかも検討する。

基本情報

募集ステータス
募集中

対象疾患

原発性肺癌・転移性肺腫瘍・炎症性肺疾患


治験フェーズ

フェーズ2

参加条件

性別

男性・女性


年齢

下限なし上限なし


選択基準

当科において解剖学的肺区域切除術を予定

本人による同意を文書で得られている


除外基準

インドシアニングリーンの成分に対して過敏症の既往歴のある患者

ヨード過敏症の既往歴のある患者

妊娠中または妊娠中の可能性がある、あるいは授乳中である女性

治験内容

研究のタイプ

観察研究観察研究


主要結果評価方法

腫瘍から切離断端までの病理学的距離が術前想定距離±1.0㎝の範囲で確保できているかどうか


第二結果評価方法

区域間描出のスコア(Excellent;3 fair;2 poor;1)

定型区域切除術と非定型区域切除術とのスコア比較

定型区域切除術と非定型区域切除術との断端距離に関する結果の比較

利用する医薬品等

一般名称

販売名

組織情報

実施責任組織

前橋赤十字病院


住所

群馬県前橋市朝倉町389番地1