整形外科疾患や手術後の患者にとって、リハビリエクササイズは重要だが、実施率が低いため、エクササイズを支援するアプリを開発し、その有用性を検討することが目的の治験が行われる。
この治験に参加するための条件は、20歳以上で男性でも女性でも参加できます。手術後の患者や腰痛や膝痛を訴える患者で、治療を受けてから1ヶ月以上経過した人が対象です。また、試験に参加する前に詳しい説明を受け、理解した上で自分自身の意思で同意書に署名する必要があります。ただし、両足で歩けない人や精神科の治療を受けている人、認知機能が低下している人などは参加できません。また、試験責任医師が不適当と判断した場合も参加できません。
この治験は、人工膝関節や股関節の置換手術後の患者、腰痛患者、膝痛患者を対象として行われます。治験のフェーズはフェーズ2で、介入研究と呼ばれる方法で行われます。治験の主要な結果評価方法は、患者が自宅で行うエクササイズの実施率と時間です。また、患者の立脚型アンケートやコンピューター知識評価アンケート、筋力や膝関節可動域の測定も行われます。患者は自己記入のアンケートに回答し、測定は理学療法士によって行われます。治験の進捗状況はアプリケーションで確認し、紙に印刷して保管します。
介入研究
ホームエクササイズ実施率(実施日数÷90日)及び総ホームエクササイズ時間(ビデオ時間×実施日数)
実施確認にはアプリケーションでのカレンダーのマークを数えることにより実施日数とする。患者ごとのカレンダーを月ごとに画面をスキャンして、紙に印刷し保管する。
各疾患別患者立脚型アンケート(JOABPEQ、JCOM、JHEQ)、コンピューター知識評価アンケート、Short Physical Performance Battery(SPPB)、大腿四頭筋筋力、中殿筋筋力膝関節可動域
患者立脚型アンケート及びコンピューター知識アンケートは外来または病棟で患者が自己記入(合計所要時間約10分)する。SPPB、筋力、膝関節可動域は担当理学療法士による測定(測定合計所要時間約20分)する。
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する薬品情報はありません
帝京大学ちば総合医療センター整形外科
千葉県市原市姉崎3426-3
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