この研究では、アルコール使用障害を持つ患者に対して、心的外傷後ストレス障害の治療法である認知処理療法が有効かどうかを調べる。
この治験に参加するための条件は、20歳以上70歳以下の男性または女性で、心的外傷後ストレス障害の診断基準を一部満たしていること、アルコール使用障害があること、そして研究の目的や内容を理解し、自分自身で参加することに同意することです。ただし、躁病エピソードや精神病性障害、重度の身体疾患や認知機能障害、緊急の治療が必要なアルコール離脱症状がある場合、または他の精神療法を受けている場合など、いくつかの条件を満たしていない場合は参加できません。
この治験は、心的外傷後ストレス障害やアルコール使用障害の治療について研究するものです。治験のタイプは介入研究で、患者に特定の治療法を試してもらいます。主要な評価方法は、17週後に自覚的な心的外傷後ストレス症状の重症度を調べるPTSD Check List for DSM 5というテストです。また、問題飲酒の程度や飲酒の渇望感、自覚的なうつ症状の重症度、自殺念慮なども評価します。治験の実施可能性についても、重篤な有害事象を注意深く監視します。
介入研究
有効性︓
17週における自覚的心的外傷後ストレス症状の重症度(PTSD Check List for DSM 5; PCL-5)
有効性︓
1) 問題飲酒の程度 (Alcohol Use Disorders Identification Test Consumption; AUDIT-C)
2) 飲酒の渇望感 (VAS)
3) 自覚的うつ症状の重症度 (Patient Health Questionnaire 9; PHQ-9)
4) 自殺念慮 (Suicidal Ideation Attributes Scale; SIDAS)
実施可能性︓
1) 重篤な有害事象
情報なし:
利用する薬品情報はありません
国⽴精神・神経医療研究センター
埼玉県飯能市阿須698
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