観察研究
帝王切開の前に与える液体にブドウ糖を含めると、出生後1時間の赤ちゃんの血糖値に影響があるかどうかの研究
目的
この治験は、帝王切開手術前に1％ブドウ糖含有輸液製剤を投与することが新生児の低血糖を予防する方法として有効かどうかを調べるものです。出生1時間後の血糖値に与える影響を明らかにし、術前輸液管理による新生児の低血糖予防方法を示唆することが目的です。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、女性で20歳以上46歳未満であることです。また、2021年11月1日から2023年3月31日までに、低～中程度のリスク妊婦を扱う産科婦人科専門病院（佐藤病院）で、選択的帝王切開術で分娩する母と出生児であることが必要です。耐糖能異常のある人でも、佐藤病院で管理している妊婦で血糖コントロールが良好な場合は参加できます。ただし、妊娠37週未満の出生児、双胎児の場合、緊急帝王切開に変更した場合、甲状腺機能低下症の妊婦で術前の輸液フィジオ140が禁忌とされる場合は参加できません。年齢は18歳以上から約45歳までの方が参加できます。
治験内容
この治験は、選択的帝王切開後に起こる低血糖を予防する方法を調べるものです。研究のタイプは観察研究で、新生児の血糖値を比較して主要な結果を評価します。また、母体の血糖値や児の属性と血糖値の関係も調べます。治験に参加することで、選択的帝王切開後の低血糖を予防するための新しい方法が見つかるかもしれません。
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
産科婦人科舘出張 佐藤病院
群馬県高崎市若松町96
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