この治験は、がん患者の遺族を対象に、抑うつを軽減するためのプログラムを行動活性化療法を用いて検討するものです。
この治験に参加するための条件は、20歳以上で、がん患者の遺族であること、抑うつ症状があること、全7回のプログラムに参加できること、日本語が話せること、同意書に署名できることです。オンラインで行われる場合は、適切なWi-Fi環境があること、オンラインツールのウイルス対策がアップデートされていること、オンラインサービスの利用に関する約束事を守れることが必要です。治験に参加できない条件は、重度の身体症状や精神症状を持っていること、過去に専門家による介入を受けたことがあること、研究担当者が参加が困難と判断した場合です。
この治験は、がんで亡くなった人の家族を対象にしています。治験の目的は、抑うつ症状を改善することです。治験は、介入研究と呼ばれるタイプで、フェーズ1という段階で行われます。治験の主要な評価方法は、PHQ-9というテストで、抑うつ症状の改善を測定します。また、他にも、患者の不安や行動活性化、死別後の対処行動、価値観、報酬知覚、完遂率などを評価します。治験に参加することで、抑うつ症状の改善が期待できます。
介入研究
抑うつ(Patient Health Questionnaire:PHQ-9)
1.抑うつ(Beck Depression Inventory Ⅱ)
2.不安(Generalized Anxiety Disorder -7)
3.行動活性化(Behavioral Activation for Depression Scale-Short Form)
4.死別後の対処行動(Coping Strategies after Bereavement-Short Form)
5.価値(Valuing Questionnaire)
6.報酬知覚(Reward Probability Index)
7.完遂率
フェーズ1: 健康な成人が対象
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日本医科大学
東京都武蔵野市境南町1-7-1
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