デュピクセント®を開始する喘息患者のレジストリ試験 (RAPID)
目的
本試験の主要目的は、デュピクセント®による喘息治療を開始した患者の特徴を把握し、実臨床で治療を受けている患者の属性を理解することである。これには以下のような特性が含まれる。
• 患者の人口統計学的特性 (性別、年齢、人種など)
• 患者のベースライン特性 (投薬歴や処置歴、病歴、喘息の病歴、体重、身長など)
副次的目的は以下のとおり:
• 喘息に対するデュピクセント®の実際の使用パターンを把握する
• 実臨床において喘息患者に対するデュピクセント®の長期有効性を評価する
• デュピクセント®による治療を受けた喘息患者で、併存する2型炎症疾患を伴う患者に対する効果を評価する
• 実臨床における試験参加者の長期安全性データを収集する
同じ対象疾患の治験
(9件)- ・中等症気管支喘息男性患者を対象としたTAKC-02の探索的研究
- ・ボディマス指数に着目した増悪歴を持つ気管支喘息患者に対するアジスロマイシンの増悪抑制効果に関する研究
- ・喘息患者における中用量吸入ステロイド/長時間作用性β2刺激薬 (ICS/LABA) 治療抵抗性の咳嗽に対する、中用量Indacaterol (LABA)/Glycopyrronium (長時間作用性抗コリン薬)/Mometasone (ICS) と高用量ICS/LABAの有用性の多施設共同無作為化非盲検並行群間比較試験
- ・インターネット調査を用いた喘息患者における疾病負荷に関する研究
- ・コントロール不良な喘息を有する成人及び青年患者を対象に、ブデソニド+ホルモテロールフマル酸塩水和物定量噴霧式吸入エアゾール剤の有効性及び安全性を評価する24 週間の投与試験
参加条件
性別
男性・女性
年齢
12歳 以上上限なし
選択基準
本試験に患者が参加するには、以下の基準を満たす必要がある:
1. ベースライン来院時に12歳以上の男女
2. 喘息を主な適応症として、各国の処方情報に従い、デュピクセントによる治療を開始する
3. 規定されている研究機関への来院、試験手順及び評価に従う意思があり、従うことができる
4. 試験関連の質問票を理解し、回答することができる
5. 同意書に署名した患者。18歳未満の患者の場合、親 (法定後見人) の同意及び患者の同意が必要となる。
治験内容
観察研究
主要結果評価方法
• 患者の人口統計学的特性 (性別、年齢、人種など) の評価
• 患者のベースライン特性 (投薬歴や処置歴、病歴、喘息の病歴、体重、身長など) の評価
第二結果評価方法
• 投与量と投与頻度、投与期間、喘息治療の関連性 (例:デュピクセント単独療法、デュピクセント+ICS、デュピクセント+ICS+追加のコントローラー)、治療の開始や中止/切り替えの理由などを含む、デュピクセント及び試験期間中に使用されたその他喘息治療の記述による要約
• 喘息及び関連併存疾患の臨床転帰パラメータ (患者報告アウトカム [PRO]) の経時的変化
• 試験期間中に報告された有害事象 (AE) の記述による要約
利用する医薬品等
一般名称
販売名
組織情報
同じ対象疾患の治験
(9件)- ・中等症気管支喘息男性患者を対象としたTAKC-02の探索的研究
- ・ボディマス指数に着目した増悪歴を持つ気管支喘息患者に対するアジスロマイシンの増悪抑制効果に関する研究
- ・喘息患者における中用量吸入ステロイド/長時間作用性β2刺激薬 (ICS/LABA) 治療抵抗性の咳嗽に対する、中用量Indacaterol (LABA)/Glycopyrronium (長時間作用性抗コリン薬)/Mometasone (ICS) と高用量ICS/LABAの有用性の多施設共同無作為化非盲検並行群間比較試験
- ・インターネット調査を用いた喘息患者における疾病負荷に関する研究
- ・コントロール不良な喘息を有する成人及び青年患者を対象に、ブデソニド+ホルモテロールフマル酸塩水和物定量噴霧式吸入エアゾール剤の有効性及び安全性を評価する24 週間の投与試験