在宅で終末期の患者に対して、患者の意思を確認するための新しいACPモデルを開発し、その有効性を検証することで、新しいACPのモデルを作り出すことが目的です。
この治験に参加するための条件は、20歳以上であること、男性でも女性でも参加できること、在宅医療を受けている患者であること、担当医師による質問に該当する患者であること、同意書に署名する際に患者や家族が20歳以上であること、電子媒体を所有していること、そして文書による同意が得られた患者であることです。一方、意識障害や認知症によりACPを作成できない患者、すでにACPが完成している患者、研究担当者の判断により不適格と判断された患者は、除外されます。
この治験は、在宅での療養支援について研究するものです。治療の効果を評価するため、患者さんや医療従事者、家族の方々にアンケート調査を行います。患者さんの望みが達成されたかどうかや、治療や療養生活に対する満足度、望ましい死の達成度などを評価します。また、緩和ケアのケアプロセス評価や不安や悲しみの尺度も調査します。
介入研究
「患者の終末期における治療」における望みの達成度
[患者対象]
・治療と療養生活 (在宅医療)に対する満足度
・ePRO型ACPモデルに対する満足度
[医療従事者対象]
・治療と療養生活 (在宅医療)の提供に対する満足度
・ePRO型ACPモデルに対する満足度
[家族対象]
・「患者の終末期における治療・療養」における望みの達成度
・治療と療養生活 (在宅医療)に対する満足度
・ePRO型ACPモデルに対する満足度
・望ましい死の達成の尺度 (GDI:Good Death Inventory)
・緩和ケアのケアプロセス評価尺度 (CES:Care Evaluation Scale)
・複雑性悲嘆尺度(BGQ:Brief Grief Questionnaire)
・出来事インパクト尺度 (IES-R:Impact of Event Scale-Revised)
・不安抑うつ尺度 (HADS:Hospital Anxiety and Depression Scale)
情報なし:
利用する薬品情報はありません
北里大学病院
神奈川県相模原市南区北里1-15-1
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。