その他
女性がん患者の自己管理能力を向上させる支援プログラムの効果を調べる治験
目的
本研究は、女性がん患者のQOLを向上させるために、継続的な支援プログラムを構築し、治療前から調査後6ヶ月にかけてその効果を評価することを目的としています。このプログラムは、疾病や治療の理解、セルフモニタリング、心のケア(ライティング)の3つを柱としてICTを取り入れています。評価は、健康関連QOLを中心とするPROsにより多面的に行われます。
対象疾患
参加条件
この治験に参加できる人は、18歳以上で75歳以下の女性で、がんの診断を受けて、治療方針について医師から説明を受けた患者です。また、国立がん研究センター東病院でがん治療をはじめて受ける患者や、治療が開始される前の状態にある患者も参加できます。さらに、スマートフォンやPCを使って本プログラムサイトにアクセスできる環境にある患者も参加できます。ただし、精神状態が不安定な患者や、入院治療が必要な患者は参加できません。
治験内容
この治験は、乳癌、卵巣癌、子宮頸癌、子宮体部癌、大腸癌、甲状腺癌の治療について研究するものです。治療の効果を評価するために、患者さんの生活の質を測定する尺度を使います。治療を受け始めてから6ヶ月後に、患者さんが自分の生活についてどの程度満足しているかを測定します。また、治療を受け始めてから1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月後にも同じように測定します。さらに、患者さんの健康状態や家族のサポート、治療に対する理解などについても調べます。治験に参加する患者さんは、治療に加えて、強化アプリを利用するかどうかも選択できます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
日本語版Ferrans and Powers Quality of Life Index (QLI)で測定される6ヶ月における主観的安寧(総体的QOL)尺度得点
第二結果評価方法
1)日本語版Ferrans and Powers Quality of Life Index (QLI)で測定される主要評価時点以外の3時点(モニタリング開始、1ヶ月、3ヶ月)における主観的安寧(総体的QOL)尺度得点
2) 健康関連QOLに関する3種類の日本語版尺度で測定される4時点(モニタリング開始、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月)における、主観的安寧得点を除く8つ(①健康・機能満足度、②社会・経済満足度、③心理・スピリチュアル満足度、④家族満足度、⑤症状、⑥症状に伴う支障、⑦不安、⑧抑うつ)の尺度得点
3) 医療ニーズおよびプログラムに対する評価(満足度)についての順序尺度得点
4) 疾患に対する理解、治療に対する理解、治療上の課題に関する名義尺度項目
5) 強化アプリ利用の有無と利用によって発生する記述内容
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
筑波大学附属病院
茨城県つくば市天王台1-1-1
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