この治験は、がんが進行したり再発した患者の抑うつを改善するために、行動活性化療法プログラムの効果を調べることを目的としています。
この治験に参加するには、20歳以上であれば男性でも女性でも参加できます。ただし、がんで、治療が難しい状態にある人、抑うつ症状がある人、日本語が話せる人、そして治験に参加することに同意してくれる人が対象です。ただし、重度の身体症状や精神症状がある人、過去に精神療法を受けたことがある人、薬を使っている人、物質依存がある人、または治験に参加することが困難と判断される人は参加できません。
この治験は、がんの進行や再発がんで抑うつ症状がある患者さんを対象に行われます。治験のタイプは介入研究で、フェーズ2という段階で行われます。主要な評価方法は、抑うつ症状の評価であるBDI-Ⅱを使います。また、不安やQOL、スピリチュアリティ、行動活性化、価値、痛みなども評価します。治験の目的は、がん患者さんの抑うつ症状を改善するために、新しい治療法の効果を調べることです。
介入研究
抑うつ (Beck Depression Inventory-Ⅱ: BDI-Ⅱ)
・不安(Generalized Anxiety Disorder -7)
・QOL(Functional Assessment of Cancer Therapy-General)
・スピリチュアリティ(Functional Assessment of Chronic Illness Therapy - Spiritual Well-Being 12 Item Scale)
・行動活性化(Behavioral Activation for Depression Scale-Short Form)
・価値(Valuing Questionnaire)
・痛み(Numerical rating scale)
・痛み(Integrated Palliative care Outcome Scale)
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する薬品情報はありません
国立がん研究センター
東京都中央区築地5-1-1
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