小児Down症候群における推定糸球体濾過量算出式の作成
臨床研究
目的
Down症候群における特異的なeGFR算出式を確立する
参加条件
性別
男性・女性
年齢
2歳 以上18歳 以下
選択基準
当施設においてイヌリンクリアランス測定を行った2歳以上18歳以下のDown症候群患児。
本研究に対して同意を得られた患児。
除外基準
1) 尿中イヌリン排泄と血中イヌリン濃度比が異常低値(0.5以下)・異常高値(0.5以上)
2) GFR 150 ml/min/1.73m2以上
3) 先天性心疾患に対して手術歴がある、または今後手術を行う見通しがある患児
4) 高度腎機能障害(無尿、乏尿、透析中)のある患児
5) 酸素投与を要する呼吸不全または心不全
6) 消化器症状・感冒症状に対して治療中
7) 妊娠中・妊娠の可能性がある女性、授乳中の女性
8) 抗てんかん薬を内服中の神経疾患
9) Donw症候群以外の染色体・遺伝子異常を合併
10) 担当医師が本研究参加に不適切と判断した場合
治験内容
観察研究
主要結果評価方法
イヌリンクリアランスから得られた糸球体濾過量とDown症候群における参照血清クレアチニン値と患児の血清クレアチニン値における比の関係を評価する。
第二結果評価方法
イヌリンクリアランスから得られた糸球体濾過量と一般的に使用されている推定糸球体濾過量推算式の関係について多項近似式の作成する。