観察研究
消化器がん患者の腸内細菌に関する大規模な研究
目的
この治験の目的は、消化器がん患者の腸内細菌叢と治療後の予後の関係を調べることです。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、18歳以上であること、消化器癌であることが確認されていること、手術が必要かどうかは問わないこと、そして感染症にかかっていないことです。また、治験の内容について説明を受け、同意書にサインする必要があります。ただし、担当医師が不適当と判断した場合は参加できません。性別や年齢には制限はありません。
治験内容
この治験は、消化器癌という病気について調べるものです。具体的には、患者さんの腸内にいる微生物の種類が、治療の成績や生存率にどのような影響を与えるかを調べます。また、手術や治療の方法によっても微生物の種類が変わることがあるので、それも調べます。治験の方法は観察研究で、患者さんのデータを集めて分析します。治験の目的は、消化器癌の治療方法を改善することです。
AI 要約前の参加条件
観察研究
主要結果評価方法
消化器癌症例における各原発組織(食道癌・胃癌・肝癌・膵癌・胆道癌・大腸癌)別の腸内微生物叢の分布による5年生存率を評価する
第二結果評価方法
消化器癌の治療成績と腸内微生物叢との関連(切除可能、切除可能境界、切除不能)
術前術後治療の有用性と腸内微生物叢との関連(術前放射線化学療法・術前薬物療法の意義、術後補助薬物療法、治療効果判定、有害事象、治療完遂率、奏効率、無再発生存期間、癌特異的生存期間、全生存期間)
手術手技別の治療成績(術式、郭清範囲とその方法、再建法、血管合併切除の有無、他臓器合併切除の有無)
周術期合併症と腸内微生物叢の関連
腫瘍組織浸潤リンパ球の評価(腸内微生物叢との関連)
術後合併症の内容の評価(術後合併症と腸内微生物叢のリスク評価)
術前療法中の合併症の病態と危険因子(下痢・胆管炎などの合併症の病態と腸内微生物叢の関連)
進行度別の治療成績(他臓器浸潤症例、遠隔転移を有する症例(cStageIV)と腸内微生物叢との関連)
患者背景による治療成績(肥満症例(BMI、VFA、SFA)、高齢者、併存疾患(心疾患、肺疾患、抗血小板薬内服など)を有する症例と腸内微生物叢との関連)
腸内微生物叢の同定(培養・ゲノム)
癌部・口腔・血液の腸内微生物叢の比較
癌部・非癌部の腸内微生物叢の比較
腸内微生物叢の蛍光染色による可視化
消化器癌術後のフォローアップにおけるポリープ切除の有無と腸内微生物叢との関連
消化器癌術後再発症例における再発形式と治療成績との腸内微生物叢との関連
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
横浜市立大学
神奈川県横浜市金沢区福浦3-9
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