乳頭体の加齢変化
臨床研究
目的
本研究の目的は脳の深部に存在し、記憶保持に関する働きをすると考えられている、乳頭体と呼ばれる構造物の加齢による大きさおよび形の変化を、過去5年以上にわたり当院で行った画像を元に検証することである。乳頭体は脳の深部に存在し直径が1cmにも満たない、2つのお椀を被せたような形をしており、左右対になっている。その大きさ、形には個人差が多いとされる。過去の研究では乳頭体は年齢とともに縮小すると報告された。しかし現在までの我々の検討からは、乳頭体の加齢変化は起きにくいと示唆された。そのため本研究を行なおうと思い立った。本研究により乳頭体への理解、および人間の記憶に関する理解が深まると期待される。また将来的には、人間の記憶のメカニズムを理解する一助になるのではと期待する。
基本情報
お問い合わせ情報
組織
順天堂大学医学部附属浦安病院
メールアドレス
shotaro@juntendo-urayasu.jp
電話番号
047-353-3111
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治験内容の理解には医学的な知識が必要です。
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参加条件
性別
男性・女性
年齢
50歳 以上95歳 以下
選択基準
①同意取得時において年齢が50歳以上95歳以下②乳頭体の構造が保たれている③脳血管構造が保たれている④頭蓋内に空間占拠性病変がない
除外基準
①脳外傷の既往がある②乳頭体を含む周囲脳に梗塞巣あるいは出血痕がある③本人の研究参加への理解が十分でないと判断した
治験内容
利用する医薬品等
一般名称
販売名
販売名
組織情報
実施責任組織
順天堂大学医学部附属浦安病院
住所
千葉県浦安市、富岡、2-1-1