動画アプリを用いた発達障がい児の問題行動の分析
臨床研究
目的
ASD児などの発達障がい児は問題行動を起こしやすい。問題行動はしばしば突発的に起こったように思え、「問題行動が起きる直前の状況」は、後からでは周囲の大人が正確に思い起こせないことも多い。動画撮影は一つの方法であるが、問題行動はいつ起こるか分からないため、長時間の記録が必要で分析に膨大な時間を要する。この度開発された動画アプリ「AB-ANGELS」は、問題行動発生時にスイッチを入れると、その前の数十秒程度さかのぼった録画部分がクラウド上に自動保存される。今回の研究では、このアプリの実用性を検討する。
お問い合わせ情報
組織
国立病院機構新潟病院
メールアドレス
fujinaka.hidehiko.yf@mail.hosp.go.jp
電話番号
0257-22-2126
お医者様とご相談ください
治験内容の理解には医学的な知識が必要です。
治験実施組織に直接お問い合わせになる前に、受信中のお医者さまとご相談してください。
参加条件
性別
男性・女性
年齢
下限なし15歳 11ヶ月 以下
選択基準
① 2022年10月1日から2023年12月31日の間に、国立病院機構新潟病院に作業療法または言語聴覚療法のためリハビリテーション部門を受診する方。② 自由意思による研究参加の同意を保護者から文書で取得可能な方。③ DSM-5基準に従ってASDと診断された方。④ 研究登録時に年齢が15歳以下の小児である方。⑤ 他の重度の身体障害がない方。
除外基準
上記以外の方
治験内容
観察研究
主要結果評価方法
動画の観察から、問題行動の直前の状況を分析する。分析は研究責任者(藤中)および共同研究者(長澤)の2名で行う。
第二結果評価方法
動画の観察から、問題行動の直後の状況を分析する。分析は研究責任者(藤中)および共同研究者(長澤)の2名で行う。
利用する医薬品等
一般名称
販売名
販売名
組織情報
実施責任組織
国立病院機構新潟病院
住所
新潟県柏崎市赤坂町3-52