その他
抑うつ症状に対する新しい治療法の効果を調べ、治療の効果を予測する指標を開発する治験
目的
この治験は、うつ病や双極性障害の患者に対して、海外で有効性と安全性が確認された覚醒療法プロトコルが日本でも有用かどうかを検証することを目的としています。また、治療反応予測指標を開発するために、治療反応群と非反応群の生物学的指標を比較することも行われます。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、20歳以上で、男性でも女性でも参加できます。参加する前に、治験についての説明を受け、同意書にサインする必要があります。治験に参加するためには、うつ病や双極性障害と診断されている患者で、現在入院中または入院可能で、うつ病評価尺度の得点が14点以上の患者が対象です。ただし、精神病性の特徴を伴う抑うつエピソードがある患者や、自殺得点や精神運動焦燥得点が高い患者、重度のパーソナリティ障害を有する患者、アルコールや精神作用物質の乱用や依存症がある患者、てんかんや重篤な身体疾患・神経疾患を有する患者、妊娠している又は妊娠の可能性がある患者は参加できません。
治験内容
この治験は、うつ病や双極性障害の治療方法を研究するものです。治療方法には、新しい薬や治療法を試すことが含まれます。治験の結果は、患者さんの症状が改善されたかどうかを評価するために、様々な尺度や指標を使用して測定されます。例えば、ハミルトンうつ病評価尺度やMRI指標などがあります。治験に参加することで、新しい治療法の開発に貢献することができます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
ハミルトンうつ病評価尺度総得点の変化量
第二結果評価方法
以下の尺度得点(測定値)もしくはその変化量:簡易抑うつ症状尺度、ヤング躁病評価尺度、Visual Analogue Scale(気分・眠気)、Clinical Global Impression、時間認知、不眠症状尺度、エプワース眠気尺度、MRI指標、脳波指標、身体活動量、全般的認知(THINC-it)、末梢血炎症指標(IL-1β, IL-6, IL-8, TNF-α)及び時計遺伝子多型(Period3, Period2, CLOCK)
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
国立精神・神経医療研究センター
東京都小平市小川東町4‐1‐1
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