その他
慢性心不全患者の外来治療における支援の効果を検証する実証事業:対面と電話による支援の比較
目的
慢性心不全患者に対して、看護師による療養支援プログラムの効果を調べるために、介入群と対照群を比較する治験が行われる。この研究は、診療報酬等の政策に基盤的な資料となることが期待されている。以前の研究では、対象者数が少なく、多施設研究が不足していたため、今回の研究によってエビデンスが蓄積されることが期待される。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、18歳以上で男性でも女性でもOKです。ただし、過去1年間に入退院が1回以上ある人で、独り暮らしや家族との関係がうまくいっていなかったり、うつ病などの精神的な問題があったり、認知機能が低下している人が対象です。また、この治験に参加する人は、退院後も当該医療機関の外来通院に移行する予定がある必要があります。ただし、認知機能が低下しているなどの理由で同意を得ることが難しい場合は、参加できません。
治験内容
この治験は、慢性心不全の患者さんを対象に行われます。治験の目的は、患者さんのセルフケア行動の改善や継続、症状悪化の予防などです。治験のフェーズはフェーズ2で、介入研究というタイプです。主要な評価方法は、ヨーロッパ心不全セルフケア行動尺度日本語版を使って、セルフケア行動の改善や継続を測定することや、血中 BNP、NT-proBNP の変化量などを調べることです。また、第二の評価方法として、退院後の再入院の有無や在宅療養期間、予定外受診時の症状などを調べます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
・ヨーロッパ心不全セルフケア行動尺度日本語版を用いた、心不全患者のセルフケア行動の改善ないしは継続(ヨーロッパ心不全セルフケア行動尺度のスコアの変化量)
・症状悪化予防(血中 BNP、NT-proBNP の変化量等)
第二結果評価方法
退院後 30 日以内、3 か月以内、6 か月以内、及び 1 年以内の心不全による再入院の有無
再入院までの在宅療養期間(日数)
予定外受診時の症状(早期受診による重症化予防)
治験フェーズ
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
群馬大学医学部附属病院
群馬県群馬県前橋市昭和町3-39-15
同じ対象疾患の治験
お医者さまへ
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
治験を募集している方ですか?
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。