自己抜去防止を目的とした接触検知センサの実現可能性に関する臨床調査
臨床研究
目的
「身体拘束ゼロの実践に伴う課題に関する調査研究事業報告書(2018)」によると、医療保険適用病床では9割以上の機関で身体拘束が行われており、点滴・チューブ類を抜去しようとする行動が実施理由で多く挙がっていた。点滴やチューブ類の自己抜去をする患者の動きは、突発的あるいは意図的に自己抜去するか、何気なく触れているうちに自己抜去をする2パターンと考えられる。後者の場合、非意図的な自己抜去につながる患者の動作を検知してスタッフに知らせ患者に早期に対応することできれば、ミトン装着などの身体拘束を減らすことが可能になると考え、点滴やチューブ類への手の接触を検知できる接触検知センサが開発された。健常者での有効性が確認できており、本研究では自己抜去リスクが あるため身体拘束が行われている、認知機能低下のある患者における接触検知センサの実現可能性の検討を行うことを目的とした。
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組織
千葉大学
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参加条件
性別
男性・女性
年齢
18歳 以上上限なし
選択基準
身体拘束中で経鼻経管栄養チューブや点滴の挿入や酸素チューブの装着がされており、自己抜去リスクがある認知機能の低下が認められる患者
除外基準
研究参加への同意がない患者バイタルサインズが安定していない患者終末期の患者攻撃性のある患者せん妄状態の患者ご家族がいない患者微量での調整が必要な薬剤が投与されている患者
治験内容
利用する医薬品等
一般名称
販売名
販売名
組織情報
実施責任組織
千葉大学
住所
千葉県千葉市中央区亥鼻1丁目8番1号