医療ニーズの高い在宅重症心身障害児者の意思を可視化する「コミュニケーション支援AIの基本技術開発」
目的
在宅重症心身障害児者の感情状態を可視化する「コミュニケーション支援AI」開発に向けた、重症心身障害児者が表現するサインの明確化、および、サイン表現から重症心身障害児の感情状態を推定するAI技術を確立する。
お問い合わせ情報
公立大学法人横浜市立大学
sato0515@yokohama-cu.ac.jp
0457872746
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参加条件
選択基準
【対象患者】 以下の基準をすべて満たす患者を対象とする。1) 登録時の年齢が20歳未満。大島の分類の1-4に属する重症心身障害児。 2)家族や施設職員と何らかの方法(身振りや視線など何らかのサイン)で意図を伝えることが出来る。 3)医療ニーズがある(気管切開、胃ろう、経管栄養、吸引などの医療的ケアを必要とする)。 4)2022年時点で在宅訪問看護、あるいは、児童発達支援等の通所施設を利用している。 5)家族が、重症児者のコミュニケーション場面における意思を理解し、その判断根拠を説明できる。【訪問看護師(研究分担者)・家族】 1)訪問看護時にコミュニケーション場面の録画・会話を記録されることについて、文書による同意を得られた家族・訪問看護師。
除外基準
【対象患者】以下のいずれかに抵触する患者は、本研究に組入れない。1) 文字盤を用いてコミュニケーションが確立している神経難病患者2) 言葉を用いて会話が成立する重症心身障害児者3) 施設に長期入所中の重症心身障害児(レスパイト以外)4) 重症児者の状態が安定しない、あるいは、家族の生活状況に余裕がないと施設や家族会から判断された場合。
治験内容
観察研究
1. 診療録情報1) 背景情報:年齢、疾患名、合併症、2) 重症児スコア3) バイタルサインズ(体温、脈拍、呼吸、酸素飽和モニター値)4) 医療的ケアの内容5) 訪問看護や通所施設の種類、【患者群】1)コミュニケーション場面の映像(意図、特徴量)2)バイタルサインズ 3) サインに関するインタビュー内容(意図、特徴量)
利用する医薬品等
販売名
組織情報
公立大学法人横浜市立大学
神奈川県横浜市金沢区福浦3-9