その他
慢性血栓塞栓性肺高血圧症における血流障害の評価方法に関する研究
目的
この治験の目的は、プレッシャーワイヤーを使って肺動脈の微小循環障害を評価する方法を確立することです。
対象疾患
参加条件
この治験に参加できる人は、16歳以上で男性でも女性でも大丈夫です。ただし、この治験に参加するには、慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)または慢性肺血栓塞栓症(CTED)と診断され、当院でバルーン肺動脈形成術(BPA)を受ける予定の方が対象です。参加条件以外には、除外基準はありません。
治験内容
この治験は、慢性血栓塞栓性肺高血圧症や慢性肺血栓塞栓症という病気を対象にしています。治験のタイプは介入研究で、主要な結果評価方法は、プレッシャーワイヤーを使って肺動脈の微小循環を評価することです。この治験では、肺動脈圧や平均通過時間などを測定し、血管予備能や微小血管抵抗、抵抗予備能比などの指標を計算して評価します。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
プレッシャーワイヤーにより、熱希釈法の原理を用いて平均通過時間(Tmn: mean transit time)が測定できる。さらに、一酸化窒素(NO)の吸入を用いて、最大充血(hyperemia)を惹起させ肺動脈微小血管の拡張性を評価する。局所の肺動脈圧とTmnを用いて、下記の肺動脈微小循環指標を計算し評価する。
血管予備能(Vascular flow reserve: VFR) = Resting Tmn/Hyperemic Tmn
微小血管抵抗(Index of microcirculatory resistance; IMR) = Distal pulmonary artery pressure×Resting Tmn
抵抗予備能比(Resistive reserve ratio: RRR) = Resting IMR/Hyperemic IMR
第二結果評価方法
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
東邦大学医療センター佐倉病院
千葉県佐倉市下志津564-1
同じ対象疾患の治験
お医者さまへ
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
治験を募集している方ですか?
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。