エステティック施術前後のコルチゾール・オキシトシンおよび気分や表情の変化について
目的
エステティック施術は主にリラクセーション効果のあるものとして認知されているが、その脳への影響を医学的見地から検討している論文はまだない。「人生100年時代」とも言われる現代において、エステティックの効果を科学的に検証することはハッピーエイジングの観点からも有用であり、本研究の結果は、将来的にエステティック施術のノウハウを医療や介護の現場で認知症患者や高齢者等に応用していく際の基礎的なデータとなり得る。
基本情報
お問い合わせ情報
順天堂大学大学院医学研究科
e-gondo@juntendo.ac.jp
03-3813-3111
治験内容の理解には医学的な知識が必要です。
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参加条件
男性・女性
選択基準
研究対象者はA群、B群、C群の3群に分ける。A群は、株式会社ミス・パリのフェイシャルエステを初めて受ける方を一般公募する。B群は、株式会社ミス・パリのフェイシャルエステを初めて受ける、通常の施術希望者を対象とする。C群は、株式会社ミス・パリのフェイシャルエステを3回以上受けている、通常の施術希望者を対象とする。上記を踏まえた上で、以下を選択基準とする。①同意取得時において年齢が20歳以上の男女②2023年1月10日〜2023年1月31日にエントリーした方(ただし、左記期間内の応募者が目標症例数を大きく下回る場合、エントリー期間を延長する可能性がある)③本研究への参加にあたり十分な説明を受けた後、十分な理解の上、研究対象者本人の自由意思による文書同意が得られた方
除外基準
①フェイシャルエステを行うに際して支障のある疾患を持っている方(感染性皮膚疾患、ケロイド等)②その他、研究責任者が研究対象者として不適当と判断した方
治験内容
介入研究
唾液検査によるコルチゾール値、オキシトシン値の測定
・日本語版POMS2短縮版・成人用を使用した気分の評価・日本語版SF-8 24時間版を使用した健康関連QOLの評価・アンケート(VAS)による意識や満足度等の調査・「心Sensor」による表情分析
利用する医薬品等
販売名
組織情報
順天堂大学大学院医学研究科
東京都文京区本郷2-1-1