アプリを活用した在宅トレーニングが乳がんサバイバーの倦怠感に与える影響
目的
がん初期治療終了後13か月以内の運動習慣のない乳がんサバイバーに対して、われわれが開発したアプリとウェアラブルを活用した高強度・短時間・間欠的運動トレーニング(habit-Bプログラム)(1)を提供することが、対照群と比較して、がん関連倦怠感の改善効果が優れることを検証する。
お問い合わせ情報
国立がん研究センター中央病院
CRL_office@ml.res.ncc.go.jp
03-3547-5293
治験内容の理解には医学的な知識が必要です。
治験実施組織に直接お問い合わせになる前に、受信中のお医者さまとご相談してください。
参加条件
女性
選択基準
1) 女性2) 浸潤性乳がんと診断されている3) StageⅠ~Ⅲ4) 治癒を意図したがん初期治療完了後13か月以内(ホルモン療法、放射線治療を含む)5) 20歳以上6) 運動習慣がない(普段の1週間に、1 回 30 分以上の軽く汗をかく運動を週 2 日以上実施していない)7) 1問のFatigue Numerical Rating Scale(52)で1以上の倦怠感を有する8) スマートフォンを所持している9) 日本語の読み書き、理解ができる10) 試験参加について本人から文書で同意が得られる
除外基準
1) 主治医により重度な認知機能の低下があると判断される2) 主治医により運動の実施に危険性があると判断される3) 基本的な活動(歩く、走る、飛び跳ねる、自転車に乗る)に支障がある4) 身体活動に影響を及ぼす併存疾患(貧血症、心不全、慢性閉塞性肺疾患、筋骨格疾患)がある5) BMIが30以上である6) その他、主治医により本試験を実施するのに不適であると判断される。
治験内容
介入研究
がん関連倦怠感
体重最高酸素摂取量握力イス立ち上がりテストfitbit CRF CFSFACT-BHADSPRO-CTCAEWHO-HPQEQ-5D-5L診療報酬情報歩数睡眠時間有害事象発生割合運動遵守LVEFGLSトロポニンBNP/NT-proBNPフラミンガムリスクスコア
利用する医薬品等
販売名
組織情報
国立がん研究センター中央病院
東京都小金井市梶野町3-7-2