光音響イメージングの医療応用


目的

LED光源方式を用いた光音響イメージング法は、パルス光を照射し、発生した音響波を超音波センサーで受信することで血流情報を画像化することができる。さらに、パルス光の波長を変化させることにより動脈、静脈の区別や酸素飽和状態等を明らかにする可能性がある。本研究の目的は、閉塞性動脈硬化症患者を対象に、光音響イメージングの医療応用の可能性を検討することである。

基本情報

募集ステータス募集中


情報なし

参加条件

性別

男性・女性


年齢
20歳 以上上限なし

選択基準

当院において下肢閉塞性動脈硬化症に対する治療を予定している患者を対象とする。治療法としては、内科的薬物療法、侵襲的血行再建術または下肢切断のいずれでも可とする。治療にあたり、下肢動脈造影検査が行われ、閉塞血管の解剖学的同定ができていることが望ましい。


除外基準

除外基準: 以下のいずれかの条件に該当する患者は除外とする。1) 20歳未満の症例。2) 光音響イメージング法にて、アーチファクトにより病変の評価困難な症例3) インフォームド・コンセントを受けることが困難な場合

治験内容

観察研究


主要結果評価方法

閉塞性動脈硬化症患者の、光音響イメージング法を用いた下肢血流評価の安全性を確認する。また、下肢血流評価が可能であるか否か。さらに、治療前後での変化を評価できるか否かを検討する。


第二結果評価方法

利用する医薬品等

一般名称

販売名

組織情報

実施責任組織

帝京大学医学部附属病院


住所

東京都板橋区加賀2-11-1

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