その他
人工股関節全置換術後の長引く痛みに対するデュロキセチンの効果を調べる研究(ランダム化比較試験)
目的
人工股関節全置換術(THA)後の痛みに対する新しい治療法を検討するため、デュロキセチンの投与がTHA後の術後遷延性疼痛にどのような影響を与え、患者の回復期間や治療満足度に対して有効かを調べる。これにより、患者により良い医療を提供することを目的としている。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、20歳以上で男性でも女性でも参加できます。ただし、以下の条件を満たす必要があります。まず、昭和大学病院整形外科に通院中で、人工股関節全置換術を受ける予定の変形性股関節症患者であること。また、同意書に署名する時点で20歳以上であること。さらに、デュロキセチンという薬を服用していないか、最後に服用してから2週間以上経過していること。そして、本人から文書による同意が得られたことが必要です。 一方、以下の条件を満たす人は参加できません。デュロキセチンに対してアレルギーがある人、モノアミンオキシダーゼ阻害薬を使用している人、CYP1A2に強い阻害作用を持つ薬を使用している人、肝機能に異常がある人、腎機能に異常がある人、うつ状態が明確な人、アルコールやその他の依存症がある人、重篤な心疾患に罹患している人、低ナトリウム血症や高血圧、緑内障、甲状腺疾患、てんかんの既往がある人、妊娠中、授乳中、または研究期間中に妊娠予定がある人、NSAIDsに過敏症やアスピリン喘息の既往がある人、そして研究担当医師の判断により不適格と判断された人です。
治験内容
この治験は、変形性股関節症という病気に対する新しい治療法を研究するものです。治験のフェーズは2で、治療法の効果や安全性を調べるために、患者さんに実際に治療を行います。治療の効果を評価するために、術後の疼痛の程度や身体機能、破局的思考、機能評価、術後に使う鎮痛薬の量やリハビリテーションに対する意欲を調べます。治験に参加する患者さんは、新しい治療法が効果的で安全であるかどうかを調べるために、治療を受けることになります。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
術後疼痛の程度(NRS)
第二結果評価方法
身体機能(JHEQ)
破局的思考(PCS)
機能評価 (MDP)
術後鎮痛薬(デュロキセチン以外)の使用量/有無
リハビリテーションに対する意欲(Vitality Index)
治験フェーズ
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する医薬品等
一般名称
デュロキセチン
販売名
サインバルタ
実施組織
昭和大学病院
東京都品川区旗の台1-5-8
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