非特定臨床研究
未治療の高度なリンパ腫に対する治療法の比較試験
目的
この治験は、未治療の高腫瘍量濾胞性リンパ腫患者に対して、オビヌツズマブ+ベンダムスチン(OB)療法を行い、効果を調べるものです。治療後に完全な代謝反応(CMR)が得られた患者に対して、オビヌツズマブ維持療法が必要かどうかを検証します。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、20歳以上で男性または女性であることです。また、リンパ腫という病気で、特定の条件を満たしていることが必要です。具体的には、リンパ腫の病理組織診断で濾胞性リンパ腫であること、臨床病期がII期以上であること、最新の検査結果が特定の数値や所見を満たしていること、治療を受けていないことなどが必要です。また、試験に参加することに同意していることも必要です。ただし、他の病気を持っていたり、妊娠中であったり、精神疾患を持っていたりする場合は参加できないことがあります。
治験内容
この治験は、濾胞性リンパ腫という病気に対する新しい治療法を調べるものです。治験のフェーズはフェーズ3で、治療法の有効性や安全性を調べる最終段階です。治験の主要な評価方法は、患者さんが病気が進行することなく生き延びる期間を調べる「無増悪生存期間」です。また、治療法の効果や安全性をより詳しく調べるために、患者さんの全生存期間や治療を受けてから二次治療を開始するまでの期間、増悪や死亡の割合、治療の効果の割合なども調べます。また、治療によって起こる可能性のある有害事象や重篤な有害事象の発生割合も調べます。治験は、患者さんの安全を最優先に行われます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
無増悪生存期間
第二結果評価方法
全生存期間
二次治療開始までの期間
24か月以内の増悪または死亡割合
奏効割合
完全奏効割合
完全代謝奏効割合
有害事象発生割合
重篤な有害事象発生割合
形質転換割合
治験フェーズ
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
利用する医薬品等
一般名称
オビヌツズマブ、ベンダムスチン塩酸塩、ベンダムスチン塩酸塩水和物
販売名
ガザイバ点滴静注1000mg、トレアキシン点滴静注用25mg、トレアキシン点滴静注液100mg/4mL
実施組織
東北大学病院
宮城県仙台市青葉区星陵町1-1
同じ対象疾患の治験
- 再発又は難治性の濾胞性リンパ腫患者を対象とした新治療の効果を検証する大規模な研究
- 大きな細胞型B細胞性リンパ腫や濾胞性リンパ腫の再発や治りにくい場合に、エプキンリ®を皮下注する治験の一般的な成績調査(全例調査)
- 製品規格外のAxicabtagene Ciloleucelを使った患者治療のための拡大アクセス試験(EAP)
- 濾胞性リンパ腫の再発や難治性に対する新しい治療法の安全性と有効性を比較する試験
- 高齢者のリンパ腫治療における薬剤の減量が安全かどうかの検証
- タズベリク®錠200mgの安全性に関する調査:再発または難治性のEZH2遺伝子変異陽性の濾胞性リンパ腫患者(標準的な治療が困難な場合に限る)を対象とした調査
お医者さまへ
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
治験を募集している方ですか?
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。