JCOG2008: 未治療高腫瘍量濾胞性リンパ腫に対するオビヌツズマブ+ベンダムスチン療法後のオビヌツズマブ維持療法の省略に関するランダム化第III相試験
目的
同じ対象疾患の治験
(11件)- ・タズベリク®錠200mg 特定使用成績調査- 再発又は難治性のEZH2遺伝子変異陽性の濾胞性リンパ腫患者(標準的な治療が困難な場合に限る)における安全性に関する調査(全例調査)-
- ・グレード1~3aの再発/難治性濾胞性リンパ腫又は再発/難治性辺縁帯リンパ腫を有する患者を対象に、Tafasitamab + レナリドミドとリツキシマブ併用療法及びレナリドミドとリツキシマブ併用療法の有効性及び安全性を評価する第3相、ランダム化、二重盲検、プラセボ対照、多施設共同試験
- ・再発又は難治性の濾胞性リンパ腫患者を対象としたYHI-1702(duvelisib)の第II相臨床試験
- ・1レジメン以上の全身療法歴を有する濾胞性リンパ腫患者を対象としたMosunetuzumab+レナリドミド併用療法の有効性及び安全性をリツキシマブ+レナリドミド併用療法と比較する第III相非盲検多施設共同無作為化試験
- ・添付文書の適応患者を対象としたKTE-C19(市販用製品の製造時)の第IIIb相試験
参加条件
性別
男性・女性
年齢
20歳 以上上限なし
選択基準
一次登録適格規準
(1)リンパ腫病変からの生検標本の病理組織診断にて濾胞性リンパ腫(Grade 1、2、1-2、3Aのいずれか)と診断され、CD20抗原陽性が確認されている。
(2)臨床臨床臨床病期(Ann Arbor分類)が、II期、III期、IV期のいずれかである。
(3)一次登録前の最新の造影CT(造影剤アレルギーの既往、気管支喘息、腎機能障害を有する場合には単純CTでも可)所見、理学所見または検査値(一次登録日8週間前の同一曜日は可)が、(i)~(viii)のいずれかを満たす。
(i)腫瘍最大径≧※7 cm
※ 手術や生検で切除し、消失した部位がある場合は、当該部位を含めて判断する
(ii)長径≧3 cmの腫大リンパ節を有するリンパ節領域が3領域以上である※
※手術や生検で切除し、消失した部位がある場合は、当該部位を含めて判断する
(iii)末梢血リンパ腫細胞>5,000/mm3
(iv)B症状を認める
(v)巨脾(CTにて頭尾側径が16 cm以上)を認める
※CTの冠状断再構成画像で頭尾側方向の径が16 cm以上、または横断面像で頭尾側方向に16 cm分以上のスライスにて脾臓が描出
(vi)有症状でドレナージを要する、胸水もしくは腹水を認める
(vii)濾胞性リンパ腫が原因で生じる臓器(硬膜、尿管、眼窩、消化管、気管など)圧迫症状がある
(viii)リンパ腫の骨髄浸潤を認め、かつ血球減少を認める
※好中球数<1,000/mm3、ヘモグロビン<10 g/dL、血小板数<100,000/mm3のいずれか1つ以上
(4)一次登録日の年齢が20歳以上である。
(5)Performance status(PS)はECOGの規準で0から2である。
(6)測定可能病変(CT横断面像にて直交する2方向で明確に計測可能かつ長径が1.5 cm以上)を有する。
(7)濾胞性リンパ腫に対する治療(化学療法・放射線治療・インターフェロン・抗体療法)を受けていない。
(8)一次登録前14日以内の最新の検査値(一次登録日の2週間前の同一曜日は可)が、以下のすべてを満たす。
(i)好中球数≧1,000/mm3(リンパ腫の骨髄浸潤がある場合は≧500/mm3)
(ii)ヘモグロビン≧10 g/dL(登録に用いた検査の採血日前28日以内に赤血球輸血を行っていないこと)(リンパ腫の骨髄浸潤がある場合は≧8 g/dL)
(iii)血小板数≧75,000/mm3(リンパ腫の骨髄浸潤がある場合は≧50,000/mm3)
(iv)総ビリルビン≦2.0 mg/dL
(v)AST≦100 U/L
(vi)ALT≦100 U/L
(vii)血清血清血清クレアチニンクレアチニンクレアチニン≦2.0 mg/dL
(viii)室内気にてSpO2≧93%
(9)試験参加について患者本人から文書で同意が得られている。
二次登録適格規準
(1)本試験に一次登録されている。
(2)以下(i)(ii)のいずれかを満たす。
(i)OB療法:6コースを完了し、FDG-PET/CTによる効果判定でCMRが得られている。
(ii)有害事象などでOB療法の継続が困難な場合、完了コース数が4コースもしくは5コース、かつFDG-PET/CTによる効果判定でCMRが得られている。
(3)Grade 2以上の非血液毒性を認めない。
(4)二次登録前14日以内の最新のPSはECOGの規準で0-1である。
(5)二次登録前14日以内の最新の検査値(二次登録日の2週間前の同一曜日は可)が、以下のすべてを満たす。
(i)好中球数≧1,000/mm3(登録に用いた検査の採血日前7日以内にG-CSFを投与していないこと)
(ii)白血球数≧2,000/mm3(登録に用いた検査の採血日前7日以内にG-CSFを投与していないこと)
(iii)ヘモグロビン≧8 g/dL(登録に用いた検査の採血日前28日以内に赤血球輸血を行っていないこと)
(iv)血小板数≧50,000/mm3(登録に用いた検査の採血日前28日以内に血小板輸血を行っていないこと)
(v)総ビリルビン≦2.0 mg/dL
(vi)AST≦100 U/L
(vii)ALT≦100 U/L
(viii)血清血清血清クレアチニンクレアチニンクレアチニン≦2.0 mg/dL
(6)OB療法の最終コース投与開始日をday 1としてday 42~day 84である。
除外基準
(1)活動性の重複がんを有する(同時性重複がん重複がん重複がん/多発がんおよび無病期間が5年以内の異時性重複がん重複がん重複がん/多発がん)。
(2)全身的治療を要する感染症を有する。
(3)登録時に38.0℃以上の発熱(感染や薬剤熱が否定できる場合は除く)を有する。
(4)妊娠中、妊娠の可能性がある、産後28日以内、授乳中のいずれかに該当する女性。パートナーの妊娠を希望する男性。
(5)日常生活に支障をきたす精神疾患または精神症状を合併しており試験への参加が困難と判断される。
(6)ステロイド薬またはその他の免疫抑制薬の継続的な全身投与(内服または静脈内)を受けている。
(7)インスリンの継続的使用により治療中またはコントロール不良の糖尿病を合併している。
(8)コントロール不良の高血圧症を合併している。
(9)不安定狭心症(最近3週間以内に発症または発作が増悪している狭心症)を合併、または6か月以内の心筋梗塞の既往を有する。
(11)HBV既往感染例(HBs抗原陰性でHBc抗体陽性 and/or HBs抗体陽性)、かつHBV-DNA量が20 IU/mL(1.3 logIU/mL)以上である。
(12)HIV抗体陽性である(HIV抗体は未検でも可)。
治験内容
介入研究
主要結果評価方法
無増悪生存期間
第二結果評価方法
全生存期間
二次治療開始までの期間
24か月以内の増悪または死亡割合
奏効割合
完全奏効割合
完全代謝奏効割合
有害事象発生割合
重篤な有害事象発生割合
形質転換割合
利用する医薬品等
一般名称
オビヌツズマブ、ベンダムスチン塩酸塩、ベンダムスチン塩酸塩水和物
販売名
ガザイバ点滴静注1000mg、トレアキシン点滴静注用25mg、トレアキシン点滴静注液100mg/4mL
組織情報
同じ対象疾患の治験
(11件)- ・タズベリク®錠200mg 特定使用成績調査- 再発又は難治性のEZH2遺伝子変異陽性の濾胞性リンパ腫患者(標準的な治療が困難な場合に限る)における安全性に関する調査(全例調査)-
- ・グレード1~3aの再発/難治性濾胞性リンパ腫又は再発/難治性辺縁帯リンパ腫を有する患者を対象に、Tafasitamab + レナリドミドとリツキシマブ併用療法及びレナリドミドとリツキシマブ併用療法の有効性及び安全性を評価する第3相、ランダム化、二重盲検、プラセボ対照、多施設共同試験
- ・再発又は難治性の濾胞性リンパ腫患者を対象としたYHI-1702(duvelisib)の第II相臨床試験
- ・1レジメン以上の全身療法歴を有する濾胞性リンパ腫患者を対象としたMosunetuzumab+レナリドミド併用療法の有効性及び安全性をリツキシマブ+レナリドミド併用療法と比較する第III相非盲検多施設共同無作為化試験
- ・添付文書の適応患者を対象としたKTE-C19(市販用製品の製造時)の第IIIb相試験