レミマゾラムベシル酸塩の適切な麻酔深度判定の指標としての下顎挙上反射の消失の有用性と、反射消失に必要な投与量に関する研究
臨床研究
目的
全身麻酔を施行する患者を対象にレミマゾラム単剤で全身麻酔導入を行った場合、下顎挙上反射の消失が麻酔深度の評価指標として有用であるかどうか、プロポフォールを対照として比較検討する。またその麻酔深度を得るのに必要なレミマゾラムの投与量についても明らかにする。
基本情報
参加条件
性別
年齢
非緊急で全身麻酔下で手術を受ける患者
選択基準
男性・女性
除外基準
1)患者より同意の撤回があった場合。
2)レミマゾラム投与群あるいはプロポフォール投与群において、下顎挙上反射消失の失敗と判定された被験者数が合計10例に達した場合、研究を中止する。
治験内容
非盲検
主要結果評価方法
下顎挙上反射の消失が得られた被験者の割合
第二結果評価方法
下顎挙上反射の消失に必要なレミマゾラムの投与量
睫毛反射の消失に必要なレミマゾラムの投与量
下顎挙上反射の消失時のBispectral Index(BIS)値
利用する医薬品等
一般名称
レミマゾラムベシル酸塩、プロポフォール
販売名
アネレム静注用50mg、1%ディプリバン注