周術期アナフィラキシー検査の精度向上手法の検討―健常人ボランティアを対象とした予備試験―
目的
アナフィラキシーの原因検索法のひとつとして皮膚テストがある。しかし、検査の際に疼痛を伴うこと、アナフィラキシーが出現する可能性があること等の欠点がある。本研究の目的は、皮膚テストの代わりとして有望な、in vitro検査の方法を確立することである。そのためには、まず初めに健常人ボランティアを対象として、疑陽性の出現しない最高濃度を知ることが必要となる。
参加条件
性別
男性・女性
年齢
20歳 以上上限なし
選択基準
1) 20歳以上で本研究を理解し、協力を得られること。
2) 本研究の参加に関して同意が文書で得られていること
除外基準
1) 妊婦、もしくは妊娠の可能性のある者
2) βブロッカー内服者
3) ステロイド内服者
4) 現在までに周術期使用薬でアレルギーを起こした既往のある者
5) 抗ヒスタミン薬の内服を中断できない者
治験内容
利用する医薬品等
一般名称
Allergenicityキット
販売名
Allergenicity kit