非特定臨床研究
大腿骨の骨折患者に対する手術前リハビリテーションを促進するPENGブロックの効果
目的
この治験は、大腿骨頸部骨折の手術前に、PENGブロックという鎮痛法を行い、患者が立つことができるかどうかを調べるものです。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、20歳以上で男性でも女性でも参加できます。ただし、認知症がある人や、対象の薬剤にアレルギーがある人、人工骨頭置換術の既往がある人、すでにこの治験に参加している人、PENGブロックの施行予定部位に感染がある人、また担当医師が参加に不適当と判断した人は参加できません。治験に参加するためには、大腿骨頸部骨折で、人工骨頭置換術を予定している人で、全身状態が良好な人が対象です。
治験内容
この治験は、大腿骨頸部骨折の患者さんを対象に、初回のリハビリテーション介入時に立って体重を足で支えられるかどうかを評価する研究です。また、健肢SLRテストやブリッジ、IMSなどの評価方法を用いて、患者さんのリハビリテーションの進捗を評価します。疼痛スコアも評価します。この治験はフェーズ1で行われます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
初回リハビリテーション介入時の立位の成功率(介助の有無に関わらず立位になって体重を足で支えられる)
第二結果評価方法
①健肢SLR(Straight Leg Raise;下肢伸展挙上)テスト
②ブリッジ(腰上げ)の成功率
③IMS(Intensive Care Unit Mobility Scale;集中治療室離床スケール)
I. ベッド上座位の成功率
II. 端座位(介助の有無に関わらず)の成功率
III. ベッドから椅子への移乗(介助の有無に関わらず)の成功率
IV. ベッドサイドで足踏み(介助の有無に関わらず足を交互に上げる)の成功率
V. 2名以上の介助で歩行(ベッドや椅子から離れて少なくとも5メートル歩く)の成功率
VI. 1名の介助で歩行(ベッドや椅子から離れて少なくとも5メートル歩く)の成功率
VII. 歩行補助具を使って自立して歩行(人による介助はなく、歩行補助具を用いて、ベッドや椅子から離れて少なくとも5メートル歩く。車椅子患者の場合は、ベッドや椅子から5メートル自力で車椅子を操作して離れられる)の成功率
VIII. 歩行補助具無しで自立して歩行(人による介助はなく、歩行補助具を用いないで、ベッドや椅子から離れて少なくとも5メートル歩く)の成功率
④MMT(Manual Muscle Testing;徒手筋力検査)
⑤疼痛スコア:NRS(Numerical Rating Scale)
⑥疼痛スコア:VAS(Visual Analogue Scale)
治験フェーズ
フェーズ1: 健康な成人が対象
利用する医薬品等
一般名称
アナペイン
販売名
アナペイン注7.5mg/mL
実施組織
亀田総合病院
千葉県鴨川市東町929
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