HIV感染者において不活化ワクチンと生ワクチンのどちらが帯状疱疹の発症を予防する効果が高いかを調べる研究
臨床研究
目的
HIV感染者は細胞性免疫が低下することによって帯状疱疹に罹患しやすい。帯状疱疹を予防するワクチンは2種類が使用可能だが、head-to-headで比較したデータはなく、有効性と安全性の真の相違は明らかでない。今回は、「不活化帯状疱疹ワクチン(IV)は水痘生ワクチン(LV)と比べて有効性に優れる」という仮説を検証することを目的に研究を行うこととした。
お問い合わせ情報
組織
横浜市立市民病院
メールアドレス
ts00-shimokawa@city.yokohama.jp
電話番号
045-316-4580
同じ対象疾患の治験
(8件)- ・帯状疱疹後神経痛患者にM528101を投与した際の有効性・安全性を確認する第II相試験 ―プラセボ対照、ランダム化、二重盲検、並行群間比較、単施設試験―
- ・中高年を対象としたZOSTER-049試験(ZOSTER-006/022試験の追跡調査)で接種した帯状疱疹サブユニットワクチンの予防効果、安全性及び免疫応答の持続性評価及び1回又は2回の追加接種を実施する2部分集団における免疫応答の持続性及び安全性評価 - ZOSTER-049試験の第IIIB相、非盲検、多施設、国際共同、長期追跡調査試験
- ・急性期帯状疱疹痛を有する患者を対象としたNPC-06の第Ⅲ相プラセボ対照二重盲検比較試験
- ・難治性神経障害性疼痛に対するつぶつぶセラピーの有効性の検討
- ・免疫抑制作用を有する薬剤投与患者に発症した帯状疱疹に対するアメナメビルの有効性及び安全性の探索的検討
参加条件
性別
男性・女性
年齢
50歳 以上上限なし
選択基準
① 年齢50歳以上の者② HIVに感染しており、直近の血中CD4数200 /μL以上③ 本研究への参加にあたり十分な説明を受け、本人の自由意思により文書による同意を得られた者
除外基準
① 今回使用するワクチンまたはその成分によって重篤なアレルギー反応を生じた者② 重度免疫不全がある者③ 過去5年以内に水痘帯状疱疹ウイルスに対するワクチンを接種した者④ 研究責任者または分担者が不適当と判断する者
治験内容
利用する医薬品等
一般名称
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン、乾燥弱毒生水痘ワクチン
販売名
シングリックス筋注用、乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」
組織情報
同じ対象疾患の治験
(8件)- ・帯状疱疹後神経痛患者にM528101を投与した際の有効性・安全性を確認する第II相試験 ―プラセボ対照、ランダム化、二重盲検、並行群間比較、単施設試験―
- ・中高年を対象としたZOSTER-049試験(ZOSTER-006/022試験の追跡調査)で接種した帯状疱疹サブユニットワクチンの予防効果、安全性及び免疫応答の持続性評価及び1回又は2回の追加接種を実施する2部分集団における免疫応答の持続性及び安全性評価 - ZOSTER-049試験の第IIIB相、非盲検、多施設、国際共同、長期追跡調査試験
- ・急性期帯状疱疹痛を有する患者を対象としたNPC-06の第Ⅲ相プラセボ対照二重盲検比較試験
- ・難治性神経障害性疼痛に対するつぶつぶセラピーの有効性の検討
- ・免疫抑制作用を有する薬剤投与患者に発症した帯状疱疹に対するアメナメビルの有効性及び安全性の探索的検討