非特定臨床研究
大腿骨頸部骨折患者におけるPENGブロックの手術前リハビリテーション促進効果
AI 要約前の題名
大腿骨頸部骨折患者に対するPENGブロックの術前リハビリテーション促進効果

目的
この治験は、大腿骨頸部骨折の手術前に、PENGブロックを行い、患者が初回のリハビリテーションで離床できるかどうかを調べるものです。
AI 要約前の目標
大腿骨頸部骨折に対して人工骨頭置換術を予定されている患者の術前リハビリテーション介入直前にベッドサイドにてPENGブロック(Pericapsular Nerve Group;股関節包周囲神経ブロック)を施行し鎮痛を行い、初回リハビリテーション時に離床できるかどうかを検証する。
参加条件
この治験に参加するための条件は、20歳以上で男性でも女性でも参加できます。参加するためには、同意書に署名する時点で20歳以上である必要があります。また、大腿骨頸部骨折で、人工骨頭置換術を予定している患者で、全身状態が1から3の範囲内にある患者が対象となります。 一方、認知症のある患者、対象薬剤のアレルギーを持つ患者、受傷前から離床できなかった患者、同側に人工骨頭置換術既往のある患者、PENGブロックの施行予定部位の感染のある患者、病的骨折である患者、または担当医師が本研究への参加に不適当と判断した患者は、参加できません。
AI 要約前の参加条件
性別
男性・女性
年齢
20歳以上上限なし
選択基準
① 同意書の取得時における年齢が満20歳以上の患者
② Garden分類にてStage3-4の大腿骨頸部骨折で、人工骨頭置換術を予定されている患者
③ ASA-PS(American Society of Anesthesiologists physical status、アメリカ麻酔学会における全身状態分類):1(無く全身状態良好)〜3(高度の全身疾患を有するが運動不可能ではない)の患者
除外基準
① 認知症のある患者(Mini-cogテストで3点未満と定義する)
② 対象薬剤のアレルギーを持つ患者
③ 受傷前から離床できなかった患者
④ 同側に人工骨頭置換術既往のある患者
⑤ PENGブロックの施行予定部位の感染のある患者
⑥ 病的骨折である患者
⑦ 担当医師が本研究への参加に不適当と判断した患者
治験内容
この治験は、大腿骨頸部骨折の患者さんを対象にした介入研究で、フェーズ3の段階にあります。主な評価方法は、術前初回のリハビリテーション時に患者さんが車椅子から立ち上がることができる割合を測定することです。また、リハビリテーションの達成度や疼痛スコア、術後の運動機能や合併症、退院可能日や転帰先なども評価します。これらの結果をもとに、治療方法の有効性や安全性を調べることが目的です。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
術前初回リハ時の離床率(理学療法士1人の介助下にて車椅子への移乗と定義する)
第二結果評価方法
①初回リハビリテーション介入時における以下リハビリ項目の達成度(合計5項目;達成できれば1点、達成できなければ0点、満点5点とする;理学療法士1人の介助下):
1) ベッド上座位
2) 端座位
3) 立ち上がり
4) 立位保持(歩行器を使用し患側下肢の免荷介助がある状態で10秒間立位保持)
5) 車椅子移乗
②各項目施行時のNRS(疼痛スコア)
③術前2回目以降のリハビリ達成度
④術直前Hb
⑤術中出血量
⑥術後1週間以内の合併症(血栓塞栓イベント)
⑦術後3日間のCumulated Ambulation Score(CAS;術後患者の運動機能を予測するスコア;術後転帰との相関性がある)
⑧術後リハビリ達成度
⑨術後リハビリ各項目の必要日数
⑩術後退院可能日
⑪術後転帰先(自宅、リハビリ病院、施設、転院できないなど)
⑫半年後の転帰
利用する医薬品等
一般名称
アナペイン、生理食塩水
販売名
アナペイン注7.5mg/mL、大塚生食注
組織情報
実施責任組織
亀田総合病院
千葉県東町929
お問い合わせ情報
この治験に関するお問い合わせ先の情報を表示します。
お医者さまへ
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
治験を募集している方ですか?
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。