その他
アルツハイマー病と睡眠障害の関係について調べる治験(AT-Sleep研究)
目的
この治験は、健康な高齢者とアルツハイマー病スペクトラムの人々に、脳の画像検査や睡眠検査を行い、アルツハイマー病の進行と睡眠の関係を調べることを目的としています。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するには、60歳以上80歳以下で、男性でも女性でも参加できます。対象となる病気は、AD、MCI、プレクリニカルADです。参加者本人が研究内容を十分理解し、文書同意が得られることが必要です。また、週に1回参加者と連絡をとるスタディパートナーが必要で、MRI、PET、睡眠検査、遺伝子検査の全ての検査を受けることに同意する必要があります。健常者も参加できますが、特定の神経変性疾患や状態が診断されていたり、重篤な全身疾患や状態の安定しない疾患に罹患している場合は参加できません。また、研究責任医師・分担医師により不適格と判断される場合もあります。
治験内容
この治験は、アルツハイマー型認知症の治療方法を研究するものです。治験のタイプは介入研究で、主な評価方法はPETで検出される脳内アミロイドおよびタウ病理と深睡眠(N3睡眠)の割合ないしは総時間の減少、および総睡眠量の低下との関連です。また、自覚的睡眠と客観的睡眠指標の乖離、その認知機能、AD病理との関連、睡眠自己評価、PSG睡眠変数、PSG睡眠段階変数、活動量計評価項目、MRIで示される脳萎縮と上記睡眠変数との関連、APOE遺伝子ε4アレルの有無と上記との関連も評価されます。治験に参加することで、アルツハイマー型認知症の治療方法について貢献することができます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
PETで検出される脳内アミロイドおよびタウ病理と深睡眠(N3睡眠)の割合ないしは総時間の減少、および総睡眠量の低下との関連
第二結果評価方法
・自覚的睡眠と客観的睡眠指標の乖離、その認知機能、AD病理との関連
・睡眠自己評価(睡眠日誌、PSQIスコア、AISスコア、ESSスコア)
・PSG睡眠変数(総記録時間、総睡眠時間、睡眠時間、床上時間、入眠潜時、睡眠効率、中途覚醒数・時間、呼吸障害変数、周期性四肢運動変数、睡眠脳波パワースペクトラム変数、紡錘波出現量・率)
・PSG睡眠段階変数(各睡眠段階出現率、各睡眠段階出現量、REM潜時、REM密度、RWA、睡眠サイクル数、覚醒指数)
・活動量計評価項目(睡眠/覚醒変数、活動量)
・MRIで示される脳萎縮と上記睡眠変数との関連
・APOE遺伝子ε4アレルの有無と上記との関連
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
一般名称
[11C]PiB、[18F]florzolotau
販売名
[11C]PiB、[18F]florzolotau
実施組織
国立精神・神経医療研究センター
東京都小平市小川東町4−1−1
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