TAS-CC5試験
目的
進行再発大腸癌においてFTD/TPI+Bevacizumab(またはBevacizumabバイオシミラー)併用療法を受ける3次治療症例を対象とし治療効果を予測するを探索する。
お問い合わせ情報
日本医科大学付属病院
t-ooba@nms.ac.jp
03-5814-6267
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参加条件
男性・女性
選択基準
・組織学的に大腸癌と診断されている・が切除不能か、がありその1つ以上が切除不能である・フッ化ピリミジン系抗がん薬、オキサリプラチン、イリノテカン、血管新生(ベバシズマブ、ラムシルマブ、アフリベルセプトのいずれか1剤)に不応または不耐となった切除不能進行再発大腸癌患者(抗抗体は使用されてなくてもよい)・登録日の年齢が20歳以上80歳以下・ECOG PS 0-1・測定可能病変を有する・経口摂取可能・3ヶ月以上の生存が期待できる・登録前2週間以内の検査にて以下の全てを満たす主要臓器機能が保持されている-白血球数:3000/m3以上-:1000 /m3以上-数:75000 /m3以上-ヘモグロビン:8.0g/dl以上-および:施設基準値上限の2.5倍以下。肝転移がある場合には5倍以下-総:1.5mg/dl以下-:1.5mg/dl以下-感染:の感染症が疑われない-末梢神経障害:Grade2以下-下痢、その他の非血液学的毒性*:< Grade1 (*脱毛、味覚異常、色素沈着、原疾患に伴う症状は除く)・本研究への参加にあたり十分な説明を受けた後、十分な理解の上、患者本人の自由意思による文書同意が得られている
除外基準
・FTD/TPI、Bevacizumabの投与である・FTD/TPIの治療歴を有する・重篤な薬剤過敏症の既往歴を有する・妊婦あるいは妊娠している可能性のある女性。パートナーの妊娠を希望する男性・重篤なのある症例(又は、腎不全、肝不全、コントロール不良の糖尿病、コントロール不良の高血圧など)・治療を有する胸水、腹水を有する・著しい心電図異常が認められる、または上問題となる心疾患(心不全、心筋梗塞、狭心症)を有する・消化管潰瘍又は出血がある・喀血の既往がある・脳転移を有する症例、または症状から脳転移を疑う・登録前6か月以内にの既往がある・血栓、脳梗塞、肺梗塞、の既往がある・出血傾向、凝固障害あるいは凝固因子以上、抗凝固剤を投与している・無病期間が5年未満のの多重がんを有する症例(治癒した皮膚基底細胞癌と子宮頸癌、あるいは内視鏡的粘膜切除により治癒が確認された胃癌、食道癌、大腸pM癌の症例は登録可とする)・ステロイド剤の継続的な全身投与を受けている・担当医が本試験の参加に不適当と考える
治験内容
利用する医薬品等
トリフルリジン・チピラシル塩酸塩配合錠、ベバシズマブ
販売名
ロンサーフ配合錠T15 ロンサーフ配合錠T20、アバスチン点滴静注用100mg/4mL アバスチン点滴静注用400mg/16mL
組織情報
日本医科大学付属病院
神奈川県川崎市中原区小杉町1-383
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