非特定臨床研究
肺切除後の患者で胸腔ドレーンを排液量によらず抜去することの有用性と安全性を検証する治験:多施設共同の無作為化比較試験
目的
この治験の目的は、肺を切除した後に胸腔ドレーンから排出される液体の量に関係なく、胸腔ドレーンを取り出すことが安全であるかどうかを調べることです。
対象疾患
参加条件
この治験に参加できる人は、20歳以上で男性でも女性でもOKです。ただし、肺の一部を取り除いた手術をして、手術後2日目に胸腔ドレナージという治療をしている人で、胸腔ドレーンから1日に300ミリリットル以上の液体が出ている人だけが参加できます。ただし、手術後に肺瘻(肺から空気や液体が漏れる状態)がある人は参加できません。
治験内容
この治験は、肺がんや肺の良性腫瘍に対する新しい治療法を調べるものです。治験の段階はフェーズ3で、治療の効果や安全性を確認するために、実際に患者さんに治療を行います。治療の方法は、介入研究と呼ばれるもので、新しい治療法を試すグループと、従来の治療法を受けるグループに分かれて比較します。主な評価方法は、手術後30日以内に呼吸器に関する問題が起こる頻度を調べます。また、治療が完了する割合や、ドレーン留置期間や入院期間、手術後の呼吸機能なども評価します。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
術後30日以内の呼吸器関連有害事象発生頻度(%)
第二結果評価方法
治療完遂割合(%)、ドレーン留置期間(日)、術後在院日数(日)、術後呼吸機能(スパイロ:術後3ヶ月±14日)
治験フェーズ
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
順天堂大学医学部附属順天堂医院
東京都文京区本郷3-1-3
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