
治験の目的は、早産によって起こる動脈管開存症(PDA)に対する新しい治療法を探ることです。現在はインドメタシンという薬や手術が使われていますが、これらには副作用やリスクがあります。この研究では、保育器の湿度を管理する方法を改善し、早産児のPDAの発症リスクを減らすことができるかどうかを調べます。具体的には、初めは湿度を高めに保ち、血液中のナトリウム濃度が急に上がらないようにすることが目指されています。
男性・女性
下限なし
1歳以下
治験コーディネーターとして、治験の内容をわかりやすく説明しますね。 この治験は、特に早く生まれた赤ちゃん(超早産児)に関する研究です。赤ちゃんの心臓の一部である「動脈管」という血管が正常に閉じない状態を「動脈管開存症」と呼びます。この治験では、その状態を改善するための新しい治療法を試しています。 ### 研究の目的 この研究は「介入研究」と呼ばれ、特定の治療を行ってその効果を調べるものです。具体的には、赤ちゃんが生まれてから7日以内に動脈管開存症の症状が出る割合を調べます。 ### 治験の段階 この治験は「フェーズ2」と呼ばれる段階で行われています。これは、治療法の効果や安全性をさらに詳しく調べるための段階です。 ### どのように評価するのか 1. **主要な評価方法**: 赤ちゃんが生まれてから7日以内に、どれくらいの割合で動脈管開存症の症状が出るかを見ます。 2. **副次的な評価方法**: - 赤ちゃんに投与された薬(インドメタシン)の合計量を調べます。 - 入院時の血液検査で測ったナトリウム(Na)の値を基準にして、日齢7日までにどれくらいナトリウムの値が上がったかを見ます。 - 日齢7日までにナトリウムの値が高くなる(145mEq/Lを超える)赤ちゃんの割合も調べます。 この治験は、早産児の健康を守るための新しい治療法を見つけるために重要な研究です。もしご質問があれば、何でもお答えしますので、気軽に聞いてくださいね。
介入研究
生後7日以内の症候性動脈管開存症の発症割合
日齢14までに投与されたインドメタシンの投与量の総和
入院時の血液検査での血清Naを基準として、日齢7までまたは動脈管開存症の症候化時までの血清Naの最大上昇速度
日齢7までの高Na血症(Na > 145mEq/L)の発症割合
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する薬品情報はありません
横浜市立大学附属市民総合医療センター
神奈川県横浜市南区浦舟町4丁目57番地
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