観察研究
認知症の重症度を判断するための臨床MRI検査による皮質異常測定法のプレパイロット研究
目的
この研究の目的は、認知症患者のMRI画像と臨床データを英国のOBD社にアップロードし、CDM解析を行うことで疾患・重症度を判別するためのパラメータを調整し、次回のパイロット試験の症例数を予測することである。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、70歳以上で、NHO新潟病院で通院している方で、アルツハイマー病、前頭側頭葉変性症、脳神経疾患がなく、腰椎症、頚椎症、筋緊張性収縮性頭痛、高血圧、高脂血症等で通院中の方が対象です。また、脳MRI検査を希望している方や、言語聴覚士または臨床心理士がMMSE-JおよびMoCA-Jの評価を既に行っているか今後行える方が対象です。ただし、神経変性疾患、脳血管疾患、その他の重篤な疾患のいずれかと診断されている方は除外されます。
治験内容
この治験は、アルツハイマー病や前頭側頭葉変性症などの脳神経疾患がない患者を対象に行われます。治験のタイプは観察研究で、主要な結果評価方法はMRI画像と臨床データを解析することです。また、英国のOBD社が治験のデータを安全にアップロードできるかどうかも確認されます。治験の目的は、疾患や重症度を判別するためのCDM解析を行うことで、今後の治療法の開発に役立てることです。
AI 要約前の参加条件
観察研究
主要結果評価方法
認知症クリニックでIC後に撮影されたMRI DTI30+、3DT1画像と臨床データが、CDM解析のために英国のOBD社に簡単かつ安全にアップロードされるか確認する。(OBD社とは Oxford Brain Diagnostics Ltd, registered in England and Wales. Registered No. 11703979 Oxford Centre for Innovation, New Road, Oxford, OX1 1BY)
第二結果評価方法
臨床データ(年齢、性別、臨床診断名、罹病期間、MMSE-Jスコア、MoCA-Jスコア)を用いた疾患・重症度判別を目的としたCDM解析を行うために、英国OBDが測定パラメータを調整・選択できることを確認し、CDMのさらなる使用を検証するために、CDM測定パラメータの解釈、判別モデル、判別式が適用可能かを確認した上で、次回のパイロット試験の症例数を予測する。
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
独立行政法人国立病院機構新潟病院
新潟県柏崎市赤坂町3番52号
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