新しい血液検査装置Quantra-Qpls systemが、従来の血液凝固検査よりも速く血液凝固に関する測定値を得られることができる。この装置を使用することで、心臓外科手術においてより迅速に血液製剤の投与決定ができる可能性がある。今回の治験では、Quantra-Qpls systemの測定値が、従来の血液凝固検査に基づく新鮮凍結血漿や濃厚血小板液の投与基準値の代わりになるかを検討する。
この治験に参加するための条件は、18歳以上で男性でも女性でも参加できます。参加する前に書面による同意が必要です。また、心臓血管外科手術を受ける患者で、18歳以上の方が参加できます。ただし、緊急手術を受ける必要がある患者や妊娠している可能性のある患者、心臓移植手術を受けた患者、心臓血管外科の再手術を受けた患者は参加できません。
この治験は、人工心肺を使用する心臓血管外科手術を受ける患者さんを対象に行われます。治験のタイプは観察研究で、主な目的は、血液の凝固や血小板の働きに関する測定値を調べることです。具体的には、血中フィブリノーゲン濃度150㎎・dl⁻¹未満と血中血小板数70000㎜⁻³未満を未満を予想するためのQuantra-Qplus systemの測定値であるFCS(fibrinogen clot stiffness)、PCS(platelet clot stiffness)のカットオフ値の推定を行います。また、血中フィブリノーゲン値とQuantra-Qplus system測定値のFCSの相関関係、血中血小板数とQuantra-Qplus system測定値のPCSの相関関係も調べます。治験の結果は、今後の医療の向上に役立てられることが期待されています。
観察研究
血中フィブリノーゲン濃度150㎎・dl⁻¹未満と血中血小板数70000㎜⁻³未満を未満を予想するためのQuantra-
Qplus systemの測定値であるFCS(fibrinogen clot stiffness)、PCS(platelet clot stiffness)のカットオフ値の推定
血中フィブリノーゲン値とQuantra-Qplus system測定値のFCSの相関関係。
血中血小板数とQuantra-Qplus system測定値のPCSの相関関係。
情報なし:
利用する薬品情報はありません
獨協医科大学埼玉医療センター
埼玉県埼玉県越谷市南越谷2-1-50
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