非特定臨床研究
AI Breast(乳房の解剖学的知識を活用した人工知能)による新しい乳がん超音波画像診断法の研究
目的
この治験の目的は、腫瘍の局在診断において、AI BreastのAuto Annotate機能の精度と再現性を、造影CTや仰臥位造影MRIと比較して評価することです。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、女性で20歳以上であることです。また、乳がんと診断されたことがあり、CT/MRI検査を受けたり、受ける予定があること、またはUS検査で病変が測定できることが必要です。ただし、磁場に影響を与えるデバイスが装着されていたり、術前薬物療法を受けている、または受ける予定がある場合は参加できません。
治験内容
この治験は、乳癌の治療方法を研究するためのものです。治験のタイプは「介入研究」で、フェーズ2という段階に進んでいます。治験の主な目的は、CT/MR画像とAI Breast機能を使って、乳頭から腫瘍までの距離を測定し、その結果を比較することです。また、X・Y軸方向の乳頭から腫瘍の距離や、病変部位の最大長径なども比較します。初回検査とフォローアップ検査の結果も比較し、治療方法の改善を目指します。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
CT/MR画像とAI Breast機能より算出される乳頭から腫瘍の距離の比較
第二結果評価方法
CT/MR画像とAI Breast機能より算出されるX・Y軸方向の乳頭から腫瘍の距離の比較
CT/MR画像とAI Breast機能より算出される冠状断面における病変部位の最大長径の比較
初回検査とフォローアップ検査のAI Breast機能から算出される乳頭から腫瘍の距離の比較
治験フェーズ
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
千葉大学医学部附属病院
千葉県千葉市中央区亥鼻1-8-1
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