非特定臨床研究
肺手術におけるステープルライン補強材の効果を調べる試験
目的
この治験の目的は、自動縫合器を使って肺を切除する手術で、ステープルライン補強材を使うことが、手術中や手術後の気瘻(空気が肺から漏れること)を制御するのに効果的で安全かどうかを調べることです。
対象疾患
参加条件
この治験に参加できる人は、18歳以上90歳未満で、男性でも女性でも参加できます。参加するための条件は、自動縫合器を使って肺の一部を切除する手術を予定していること、胸部のCT検査で葉間切離に自動縫合器が必要とされること、身体の機能が正常であること、そして本人が文書で同意していることです。一方、楔状切除症例や複数の肺の一部を切除する手術が必要な場合、または自動縫合器が必要ない場合、代諾が必要な場合、機器に対するアレルギー反応がある場合、または医師が不適当と判断した場合は、参加できません。
治験内容
この治験は、呼吸器外科領域において肺の一部を切除する手術について調べるものです。治験のフェーズはフェーズ2で、介入研究と呼ばれるタイプの研究です。治験の主な目的は、ステープルライン補強材を用いた自動縫合器による肺切除手術において、気瘻(空気が肺から漏れること)が起こるかどうかを調べることです。また、気瘻が起こった場合には、その修復に要した時間や、胸腔ドレーン留置期間、気瘻の種類や治療方法なども調べます。治験に参加する患者さんたちは、肺の一部を切除する手術を受けることになります。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
ステープルライン補強材を用いた自動縫合器による解剖学的肺切除において葉間、区域間切離線とその近傍からの術中気瘻の有無。
第二結果評価方法
1) 気瘻の修復に要した時間(分)
2) 術後の胸腔ドレーン留置期間(日)
3) 術後遷延性気瘻の有無、遷延性気瘻に対する追加処置の有無とその方法
4) 術後遅発性気瘻の有無
5) ステープルライン補強材の違い(エシュロン エンドパス ステープルライン リンフォースメント®、トライステープル2.0リンフォース)による術中、術後の気瘻の有無
6) 術式のよる術中気瘻、術後遷延性気瘻、遅発性気瘻の有無
7) 葉間または区域間切離に使用した自動縫合器の本数
治験フェーズ
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
千葉大学医学部附属病院
千葉県千葉市中央区亥鼻1-8-1
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