この治験は、全身麻酔中に人工呼吸器を使用する際の条件が、薬物の効果にどのような影響を与えるかを調べるものです。
男性・女性
18歳以上
上限なし
この治験は、手術を受ける予定の患者さんを対象に行われます。治験の目的は、呼吸器から出る空気中のプロポフォール濃度と、血液中のプロポフォール濃度を比較することで、手術中に使用する麻酔薬の効果を評価することです。また、予測精度を高めるために、様々な式を試みています。最終的には、呼気から測定したプロポフォール濃度と、血液中のプロポフォール濃度を比較し、どちらが正確な予測値を出せるかを調べます。
介入研究
呼気終末プロポフォール濃度と実測血漿プロポフォールから計算されるPrediction Error(PEex)とする。PEexは(実測血漿プロポフォール濃度 - 呼気終末プロポフォール濃度)/呼気終末プロポフォール濃度、または実測血漿プロポフォール濃度/呼気終末プロポフォール濃度とする。
PEexを用いて算出される薬物動態学的指標のMedian prediction error(MDPE)、Median absolute prediction error(MDAPE)を用いて、呼気終末プロポフォール濃度を血漿プロポフォール濃度の予測値として利用する場合の予測精度を算出する。PEexに呼吸条件が影響する場合には、より予測精度が高くなる式を探索的に作成する。PEexの図示を行う。
実測血漿プロポフォール濃度と予測血漿プロポフォール濃度についてのPrediction Error を(実測血漿プロポフォール濃度-予測血漿プロポフォール濃度)/予測血漿プロポフォール濃度、または実測血漿プロポフォール濃度/予測血漿プロポフォール濃度として算出し、MDPE、MDAPEを用いた予測精度の算出を行う。予測血漿プロポフォール濃度の算出にはMarshモデルを利用する。予測血漿プロポフォール濃度のPrediction Errorの経時変化の図示も行う。
そして、実測血漿プロポフォール濃度の予測値としての呼気終末プロポフォール濃度と予測血漿プロポフォール濃度のパフォーマンスを比較する。
情報なし:
利用する薬品情報はありません
横浜市立大学附属病院
神奈川県横浜市金沢区福浦3-9
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。