この治験は、直腸がんの手術を受けた患者の排便障害の程度を、骨盤底筋体操を行うかどうかで比較することを目的としています。
この治験に参加できる人は、20歳以上で男性でも女性でも構いません。ただし、浜松医科大学医学部附属病院下部消化管外科で直腸がんと診断され、2023年4月から2028年3月までの期間に手術を受ける予定の患者に限られます。ただし、人工肛門を作る予定のある人や、手術で肛門機能を保つことが難しいと判断された人、または術前に化学療法や放射線療法を受けた人、神経や筋肉の病気がある人、呼吸器の機能が低下している人、妊娠中または授乳中の女性、研究責任者が不適切と判断した人は参加できません。
この治験は、排便障害を持つ人たちを対象に行われます。治療方法に介入研究が使われ、手術後3カ月の症状を評価します。また、手術前と手術後の排便機能を評価し、骨盤底筋体操の効果や薬物療法の導入割合なども調べます。治験の目的は、排便障害の改善方法を見つけることです。
介入研究
術後3カ月の重症低位前方切除後症候群(LARS)患者(LARS score 30点以上)の割合
・直腸癌術前1週間前と術後1か月、3か月、6か月、9か月、12か月の排便機能評価
※排便障害は、肛門内圧測定(機能的肛門管長・安静時最大静止圧・最大随意収縮圧)、St.Marks score, LARS score, mFIQLで評価
・骨盤底筋体操実施率
・術後3、6カ月後の骨盤底筋体操実施率と排便機能改善効果の関連
・術後薬物療法導入割合
・骨盤底筋体操による有害事象
情報なし:
利用する薬品情報はありません
浜松医科大学医学部附属病院
静岡県浜松市中央区半田山1-20-1
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