観察研究

透析治療を受けている患者と腎臓病患者におけるロキサデュスタットの効果と肝臓からのエリスロポエチン産生についての研究

治験詳細画面

目的


この治験の目的は、ロキサデュスタットという薬剤が腎性貧血の治療に効果があることが知られているが、腎臓以外の臓器からもエリスロポエチン産生を促進する可能性があるかどうかを調べることである。具体的には、腎機能が失われた透析患者と慢性腎臓病保存期の患者を対象に、ロキサデュスタットによって腎由来と肝由来のエリスロポエチン産生がどのように変化するかを調べる。

対象疾患


腎性貧血
貧血

参加条件


募集終了

この治験に参加できる人は、20歳以上95歳未満で男性でも女性でも構いません。ただし、血液透析を受けている患者で、透析歴が15年以上で、エリスロポエチン製剤による治療を受けているけれども、その治療が効果が不十分であるため、HIF-PH阻害薬への切り替えが必要な患者、または腎性貧血のためにエリスロポエチン製剤による治療を受けているけれども、その治療が効果が不十分であるため、HIF-PH阻害薬への切り替えが必要な患者が対象です。また、研究について理解し、同意した患者で、保存期慢性腎臓病の患者も参加できます。 一方、以下のような条件がある人は、この治験に参加できません。悪性腫瘍がある人、深部静脈血栓症の人、骨髄異形成症候群を含む血液系の悪性疾患の人、鉄欠乏症の人、活動性出血のある人、妊娠中の女性、Child-Pugh分類でB、Cの肝機能障害のある人、増殖性糖尿病性網膜症のある人、その他研究責任者が被験者として不適当と判断した人です。

治験内容


この治験は、腎臓の病気で起こる貧血に対する新しい治療法の研究です。治験のタイプは観察研究で、治療法の効果を調べるために患者さんの状態を観察します。主な評価方法は、治療後のエリスロポエチン濃度に対する肝臓由来のエリスロポエチンの割合を測定することです。また、治療後のヘモグロビン値やエリスロフェロン、ヘプシジン濃度なども調べます。この治験に参加する患者さんは、腎臓病や血液透析を受けている人たちです。治験の目的は、より効果的な治療法を見つけることです。

治験フェーズ

情報なし:

利用する医薬品等

一般名称

ロキサデュスタット

販売名

エベレンゾ20mg錠、50mg錠

実施組織


名古屋市立大学病院

愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂町川澄1

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