非特定臨床研究

慢性腰痛で中枢感作が疑われる人に対するデュロキセチンの効果を比較する研究

治験詳細画面

目的


この治験は、腰痛を持つ患者に対して、デュロキセチンという薬の効果を調べるために行われます。ワクシニアウィルス接種家兎炎症皮膚抽出液という別の薬と比較して、どちらがより効果的かを調べることが目的です。

対象疾患


慢性腰痛
腰痛

参加条件


募集前

この治験に参加できる人は、20歳以上89歳以下の男性・女性です。腰痛があり、治療によって改善されない方が対象です。また、治験に参加する前の4週間以内に消炎剤や鎮痛剤を変更していない方が対象です。ただし、併用制限薬を変更した方や、がんや感染症、骨折、関節リウマチを合併している方、過去に薬剤に対して過敏症の既往歴がある方、重篤な肝疾患、腎疾患、心疾患を合併している方、閉塞隅角緑内障の方、MAO阻害剤を投与中または投与中止2週間以内の方、妊婦又は妊娠している可能性のある方、授乳中の方、活動性の精神医学的問題を合併している方、研究責任医師又は研究分担医師が研究参加に不適と判断した方は参加できません。また、治験の手順を理解し、同意書に署名できる方が対象です。

治験内容


この治験は、慢性腰痛の治療方法を研究するものです。治験のタイプは「介入研究」と呼ばれ、新しい治療法を試すことが目的です。治験に参加する患者さんたちは、治療法を受けるグループと偽薬を受けるグループに分かれます。治療法の効果を調べるため、腰痛の強さを測る「NRS」という評価方法を使います。治験登録時(ベースライン)から12週目までの腰痛の変化量を調べます。また、4・8週の変化量や、患者さんの生活の質を測る「EQ-5D」という評価方法、痛みの影響を測る「CSI」という評価方法も使います。治験に参加することで、新しい治療法の効果を調べることができ、将来的に慢性腰痛の治療に役立つことが期待されています。

治験フェーズ

情報なし:

利用する医薬品等

一般名称

デュロキセチン、ワクシニアウィルス接種家兎炎症皮膚抽出液

販売名

サインバルタ、ノイロトロピン

実施組織


浜松医科大学

静岡県浜松市東区半田山1-20-1

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