その他
プロボコリン吸入による咳嗽数の基準範囲設定試験:アストグラフ法の使用
目的
この治験の目的は、健康な成人の咳嗽反応の基準範囲を設定するために、アストグラフ法を用いたプロボコリン吸入粉末溶解用100mgによる咳嗽試験を行うことです。これにより、咳喘息の基本病態についての理解を深めることができます。
対象疾患
喘息
参加条件
募集中
この治験に参加できる人は、20歳以上の男女で、呼吸器の病気の既往歴があっても現在症状がない人です。また、治験に参加する前に、十分な説明を受けて、自分自身で参加する意思を決めた人が条件です。ただし、甲状腺機能亢進症、心臓や血管の病気、消化性潰瘍病、アジソン病、消化管や尿路の閉塞、てんかん、パーキンソン病、迷走神経亢進状態、筋無力症の重症患者、気流制限が中程度の人、妊娠中または授乳中の人、37度以上の発熱がある人、最近1か月以内に新型コロナウイルス感染をした人は参加できません。また、研究責任医師や研究分担医師が不適当と判断した人も参加できません。
治験内容
この治験は、咳喘息という病気を対象にした研究です。治療法を試すために、患者さんにプロボコリンという薬を吸入してもらい、その後30分間の咳嗽(せき)の回数を調べます。この治験は介入研究と呼ばれ、治療法の効果を調べるために行われます。第二の評価方法はありません。
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
一般名称
塩化メタコリン
販売名
プロボコリン
実施組織
金沢沢大学附属病院呼吸器内科
石川県金沢市宝町13-1
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