アストグラフ法によるプロボコリン咳試験の基準範囲の設定
目的
気管支平滑筋収縮による咳嗽反応の亢進は,咳喘息の基本病態である.少数の健常者においてアストグラフ法を用いたメタコリンの吸入により気管支平滑筋収縮を起こすと,30分に11.1 ± 14.3/回の咳嗽がもたらされた.より多数の健常者における基準範囲の設定が必要である.この試験の目的は,アストグラフ法を用いたプロボコリン吸入粉末溶解用100mg,以下プロボコリン)の吸入により呼吸器疾患の既往と症状のない成人において誘発される咳嗽数の基準範囲の設定を行うことである.
お問い合わせ情報
組織
金沢沢大学附属病院 呼吸器内科
メールアドレス
hara0728@gmail.xom
電話番号
076-265-2756
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参加条件
性別
男性・女性
年齢
20歳 以上上限なし
選択基準
年齢が20歳以上の男女呼吸器疾患の既往,症状のない成人本研究への参加にあたり十分なインフォームド・コンセントの後に,患者本人の自由意思による文書同意が得られている
除外基準
甲状腺機能亢進症の患者徐脈を伴う心血管系疾患のある患者消化性潰瘍疾患のある患者アジソン病の患者消化管または尿路閉塞のある患者てんかんの患者パーキンソニズムの患者迷走神経亢進状態の患者コリンエステラーゼを常用する重症筋無力症患者気流制限が中等度の場合(対標準1秒量(%FEV1)が70%未満又は1秒量が1.5L未満)の患者妊娠中あるいは授乳中である者37度以上の発熱がある者最近1か月以内の新型コロナウィルス感染を有する者その他研究責任医師または研究分担医師が不適当と判断した者
治験内容
利用する医薬品等
一般名称
販売名
塩化メタコリン
販売名
プロボコリン
組織情報
実施責任組織
金沢沢大学附属病院 呼吸器内科
住所
石川県金沢市宝町13-1
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