胸腔鏡手術における、術後持続的前鋸筋ブロックの検証
臨床研究
目的
胸腔鏡手術は非侵襲的なアプローチであり、術後鎮痛は少ない。このような低侵襲手術に対して、硬膜外麻酔を用いず、傍脊柱ブロックや肋間神経ブロックなどの伝達麻酔による神経ブロックを用いられることが多い。いっぽう、一時的な術中の鎮痛には有効だが、術後の持続的鎮痛は不十分と言わざるを得ない。昨今、前鋸筋外側筋膜への局所麻酔薬注入による前・側胸壁への鎮痛の有用性が指摘されており、術中の一時的なブロック方法として用いられている。しかし、術後の持続的鎮痛のカテーテルの前鋸筋筋膜‐広背筋との間へのカテーテル留置についての報告は未だ見られない。ここで、今回、持続的なカテーテルの前鋸筋筋膜への留置を行うことで術後も持続的な鎮痛効果が得られるか、また、胸腔鏡手術の術後鎮痛法として有用性を検討する。
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組織
飛騨医療センター久美愛厚生病院
メールアドレス
a24seki@kumiai.gfkosei.or.jp
電話番号
0577321115
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参加条件
性別
男性・女性
年齢
20歳 0ヶ月 以上90歳 0ヶ月 以下
選択基準
3ポート胸腔鏡手術、肺腫瘍切除手術、20歳~90歳
除外基準
抗凝固薬使用中
治験内容
利用する医薬品等
一般名称
販売名
ロピバカイン
販売名
アナペイン
組織情報
実施責任組織
飛騨医療センター久美愛厚生病院
住所
岐阜県岐阜県高山市中切町1-1